2017年08月07日

すいかとフライと夏の午後

<My Favorite Things>
私の一番好きなくだもの、

もう今年4玉も食べてしまった、それも大玉で。

夏の果物と言えば、『すいか』しかない。
ウォーターメロン、西瓜。


スイカブランドでは当麻町が誇る『 でんすけすいか 』が最高である。
夕張メロンのように箱入り娘なのである。
スクリーンショット 2017-08-06 15.49.48.png
『でんすけ』の名の由来は、むかし減反政策で困った農民がこのスイカを作ることで「田が助けられた』こと、つまり田=デン、助=スケという語呂なのでした。


そして死ぬ直前まで楽しみたい大好きな遊び事が、
北海道の川や湖でのサカナ釣り。
対象魚はあくまでもアブラビレのある魚です。
スクリーンショット 2017-08-06 15.57.35.png
映画リバランのブラピのようにカッコよくはないが、兎に角この釣りが大好きだ。

釣り方は餌でもルアーでもテンカラでもなく、フライフィッシングという毛鉤釣り。
たとえ歩けなくなりお気に入りの自然河川に行けなくても、
車椅子で楽しめる管理釣場があれば大丈夫。

北海道にはまだそんな気の利いた施設はないのは悲しいけれど、
科学技術の方が進んでAI搭載の電動アシスト釣りギブスが発明されることを期待する。

三番目は夏の午後が好きだ。

午前中にやることを済ませ、遅いお昼は冷たいそうめん等を流し込み、
ついでにもう車の運転の用事もないので、菜園の枝豆をもいで茹で、
友達からもらったインゲンで、天婦羅などをチャチャと揚げて、
それをアテに冷たいビールで喉をグビリと鳴らす。

こんな時は、無粋なお昼の情報番組などは消して、
清志郎のデイ・ドリーム・ビリーバーなどを聴いてリラックスする。
若い頃、スポーツに夢中になっていた頃より、
その後およそ30年以上もの間会社と家族のためにガムシャラに働いていた頃より、

リタイヤした今が一番楽しいと思えるのは幸せだ。

不本意なことをしなくても良く、
嫌いな奴を会わなくても良い。

好きなことだけと向き合えば良い環境は
3日やったらやめられない。

むかし坊主と乞食もそう言われていたが、
厭世感から逃げ込んだ彼らと違うところは、

社会的な責務を果たしてから得た必然的な環境だということ。

そんな人間の楽しみを奪い、定年を65に伸ばし、
更に70までと目論む安倍政権にはNOと言わなければならない。

いつ辞めようが、いつまで働こうが、個人の勝手でしょう。
クールビズのように押し付けるのは止めて欲しい。

そう思いませんか?

自由と人権を無視する政策を強要する政党や政府など要らない。




posted by タカシ at 05:38| 北海道 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

無加川の変貌は災害なのか?

<上流部ほど暴れ川だった>
去年の8月の常呂川水系の河川は大水に見舞われた。

幸いに死者は出ず、家屋の流出もなく、
激甚災害に指定された南空知の洪水や今も続く日勝峠の通行止めなど程の被害ではない。

テレビでは無加川を挟んで北キツネ牧場が冠水し、
対岸の温根湯温泉街にも浸水し住民が避難する様子を伝えていた。

温泉街には未だに土嚢が残されていたり、その爪痕は各所に残っていた。
農作物にも特に玉ねぎに甚大な被害が出たようだ。
こんなところに生えるる筈もないアスパラや玉ねぎ坊主が道端になっていた。

無加川の釣りポイント破壊も例外ではない。

RIMG0817.jpg
北キツネ牧場前のポイントはほとんど消失し流れの筋も大きく変わった。
RIMG0815.jpg
去年まであった河原の石も大部分流されて、
川底の白い岩盤がむき出しとなっていた。
RIMG0814.jpg
いつもの入渓点から渡渉するには危険を感じ断念した。

つつじ公園近くの落ち込み箇所も岩盤が剥き出しとなり流れも激変した。

かろうじてホテル前の岸際の流れで33センチの虹に会えた。

8月の温泉街の祭りで行う、お神輿の川渡りの為の川原の整備を重機を使って行っていた。
その工事の度に川は濁り釣りをつまらなくした。

早朝とお昼休みと土日だけが休工でその時間は綺麗な水で釣りが可能だ。

上流域では厚和橋のポイントは元々あった護岸のブロックが剥がされて下流に流出していた。
深場が減り砂礫が堆積して岸際を通して釣り上れるようになったのは幸いだ。
RIMG0800.jpg
(厚和橋より下流側を望む)
橋脚も新しくなったおり、その脇の流れからイワナが飛び出てきた。
RIMG0799.jpg
一帯には去年と同じようにイワナ、虹、ヤマメは居たがサイズはダウンしていた。
相当に釣り人が入りキープしているようだ。

温根湯つつじ公園キャンプ場で会った長期滞在中の本州からの熟年キャンパーは、この川で釣ったニジマスを開いて干物にしていた。北海道まで来て海産物を食べず川魚を食料に自給する味覚というか感覚は理解しがたい。

本州勢による札内川でのカジカ漁もそうだが、漁業権の付いていない北海道の特質を良い事に有限な北海道の川の水産資源を漁として捕獲する行為は法律に触れてはいないが、資源保護の観点から検討すべき時が来るのかもしれない。

上流の国道脇のポイントも激変していた。
RIMG0813.jpg
この川は上流に行くほど大水の影響は大きい。

ただこれを災害とみて治水の為の河川土木工事を大々的に行うか?
周期的な自然活動のひとつとして最低限の工事に留めるかの判断は専門家の立場によって見解が分かれるところだ。

無加川の現状では、至るところで復旧工事が行われていた。


大量の流木の処理に大型クレーンを含む重機が投入され、
また護岸工事が行われその度に川が濁る悪循環なのだ。


元に戻るには数年の時間が掛かることだろう。

人がほとんど定住していない、源流域に近づくほど護岸工事の規模が大きくなる。
人間の安全の為ではなく、太陽光発電施設や農地など人間の経済活動のための工事である。

それらの事業は元々国からの補助金や交付金を受け、
こういう災害被害の援助金も保障されている。

河川管理には湯水のように税金が投入されているのだ。
それを管理する国土交通省には莫大なお金が集中しゼネコンを始め各地の関連業界が群がる。


川の氾濫は災害という面もあるが、自然の河川活動であり、平野部や海岸部への土砂・砂礫の供給により、農業や漁業も恩恵を受けるという側面を忘れてはいけない。

ひとの命の安全安心に関わる場所での護岸工事の必要性を認めるが、市民の目に触れない、
かつおよそ人間の活動に関係ない山奥の箇所の護岸工事は土建業界と公務員の癒着の温床だ。

本来蛇行する河川活動を無理やり護岸工事で直線化する愚。
国土交通省は根本的に考えを変えて欲しい。

そういう無駄を監視するところがないというのも問題だ。
環境省は全くあてにできない。

そして野党も骨抜きで頼りに出来ない事は、
民主党時代の八ッ場ダムの時に学習済みだ。

昔、川際に立つ社宅に住んでいたことがある。
川幅3メートル程のコンクリート3面貼りの小さな川というより側溝に近い川だが、風の通り道なので寒いし、ちょっとした雨の度に急流になりその水の流れる音は恐怖だった。川の横に家を建てるのは本当に危ないと思った。

各地の災害のニュースを見る度に思うことだが、

杉や松といった針葉樹を植林した里山の麓の住宅地は危ない。
保水力が乏しい針葉樹林帯に自然のダム機能は期待できないからだ。

何十年かの一度の記録的な大雨の名の元に、
人災から天災に責任転嫁されるのは納得出来ない。

気象庁の発表など役人の都合の良い言い逃れにしか聞こえない。

『直ちに命を守る行動をとってください』とは何と都合の良い表現だろう。

宅地造成を許可した市当局、そして河川管理の主体の国土交通省の責任は一切問えない現状の理不尽さは悲劇である。

だから一級河川の近くには住むべきではないのか?

そして住民の自己責任による避難勧告を促す放送は、鵜呑みにして信用すべきものではない。
各自が地元河川の水防情報と局地的雨雲レーダー情報を入手して備えなければならないのかもしれない。





posted by タカシ at 11:37| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フライフィシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

小さな訪問者とウイング・マーカー

<初めてのアカマダラカゲロウが我が家のバルコニーに飛来>
RIMG0761.jpg
7月16日(日)は天気予報通り午後に大雨が降った。
小樽の電気量販店も冠水するは、札幌の東区ではマンホールから雨水が逆噴射し3メートルの水柱をあげた。

都市部にこんなまとまった雨が来たのは久しぶりのことのように感じる。

その日の雨上がりの夕方、それまで外に出られず部屋の中で退屈しきっていたカイポをバルコニーに出してやろうと窓を開けたところ、網戸のメッシュにカゲロウが止まっているのを見つけた。


体長は僅か5ミリくらいとかなり小型のメイフライ。
フックサイズなら16番とか18番だろうか?

私の北海道の普段の釣りではあまり使わない極小サイズだ。
でもこの虫は量的には川の中の水生昆虫の多数右派の地位にあるとの見解もある。

本州のある川のC&R区間のニンフの量を調べたデータでは、カゲロウが53.6%と最大派閥。
そのカゲロウの中でもマダラカゲロウ族が54%と一番の大部屋なのだそうだ。

そのマダラ族の中のひとつがアカマダラカゲロウ。

アカマダラの特徴は体色と目の色が赤褐色というか濃いオレンジ色の点だ。
特に♂の個体では2対の複眼が大きい。
ただし♀は目も小さく身体の色もくすんでいて、コカゲロウと間違いやすい。

それでアカマダラカゲロウのオスだろうと直感した。
そしてこれは、羽が透明であることから、成虫だ。

この虫は不完全変態でサナギ(蛹)時代がなく、代わりに亜成虫の時を経てもう1回脱皮して成虫になる。亜成虫のときの羽根は半透明なのだ。

フライフィッシングでは、このすべての脱皮が完了した状態をスピナー(成虫)と呼ぶ。
ちなみに不完全変態のカゲロウでは亜成虫はダン、幼虫はニンフと呼んで区別している。


このカゲロウは一体どこから来たのだろう?

ここは豊平川からは1.5q程距離がある。
こんな小さな身体で豊平川からここまで単独で飛んでくることは考えにくい。

近くに亜成虫から脱皮した抜け殻もないのですぐ近くで羽化したものではない。

近くに小川はないので、考えられるのは200メートル離れた豊平公園の池からか?

或いは自宅で飼育しているサンショウウオの水槽から?
今日の降雨で気温も下がると思い水槽をバルコニーに出していたので、

たしかに山の水溜りから汲んできた天然の水なのだが、アカマダラはそんな流れの激しい源流にはあまりいない筈。

いずれにしろ近くで自然の天候の変化に合わせて夕刻にハッチしたのだろう


アカマダラカゲロウは日中はあまり羽化しない。
大抵が夕方に羽化するので、北海道の自然河川ではヒグマの活動時間帯となるその頃は釣りを切り上げ河辺から離れており、このカゲロウはほとんど目にすることはない。

羽化は水面羽化なのであまり流れの激しいところではなく、河川では中流域が多い。水の流れが強いと羽化に失敗することが多いからだろう。なので大物の魚が潜むフィールドが彼らの生活圏なのだ。

専門書によると本州では4〜6月と8〜9月の年2回羽化の時期があるようだが、北海道ではよく分からない。今7月なので少し後ろにずれるようだ。


水面羽化ということは、一番無防備な羽化の時ということ、水面に向かい浮上するためガスを抱いて水面に向かうイマージャー、羽化直前の状態をイメージしたいフローティングニンフ。そして羽化に失敗したものをイメージしてスペンドが魚の捕食対象になり易い。


北海道では羽化したスピナーのフライを使う機会はあまりないので、ニンフを巻いてみようと思う。
幼虫の特徴は、背面の模様に見られる。

成虫のような派手な色をしていない。

スクリーンショット 2017-07-21 03.21.56.png
テールは短く体長の1/3以下しかない。フェザントテイルニンフのように長くしてはいけない。

そして頭部から後胸にかけてY字様の縦のすじがある。
それは腹部背面にもはっきりと縦線として見られる。


この縦のすじをフライに表現するにはどうすればよいのか、いきなり創意工夫の局面だ。

でも幼虫をよく観察すると、縦の線は静止していれば分かるが、動いていればどうだろう?
普段隠れている底に沈んだ枯葉の陰の暗いところに潜んでじっとしているのでスジはよく見えないだろう。


それに魚の動体視力が人間に比べどの程度なのか?という研究はわからないが、この程度の不明瞭なスジを識別することは無視してもよいのではないか?

実際のニンフパターンでも縦のスジを無視したものが多い。

それより、最も魚から捕食されやすい羽化直前の、まさにもうすぐ背中が割れようとしながら水面に向かって浮上している時はこんな状態なんだ。(ヤマメの胃の中から取り出したもの)
RIMG0781 (4).jpg


背中のスジは見えず、背が割れて白い亜成虫の背中が見えているだけ。

というわけでスジは省略。

16番のフックに巻いたオーソドックスなニンフがこれ。
RIMG0782.jpg
背中はフェザントテイルの白いところを使用。

RIMG0783.jpg

あまり細部にこだわるより簡素化したパターンの方がよく釣れるというのも事実なのがこの釣りの面白いところ。

もっとリアルなフローティングニンフやスティルボーンダン、シャックを引きずりながら水面羽化途中をイメージしたクリップル・ダンなど特定の局面では非常に釣れるフライもあるが、

そういう大量羽化の始まる夕方は基本的に酒を飲んでいるのでほとんど使わない。

汎用性がある簡略化されたフライといえばソフトハックルパターンです。
ハックルにパートリッジを巻いたのがこれ。16番。これ以上小さいのは堪忍してください。

RIMG0779.jpg

さて、これほどの小さいニンフやソフトハックルを使う時、マーカーやウエイトと使うのですが、

どんなものを使用していますか?

14番まではガン玉にルーンという粘土式のマーカーを使っていますが、16番や18番以上の小さいフライだと当たりが中々感知できないことが多いのです。

また水面にはでないが、水面直下や水中の表層から中層の浅いところで水中捕食しているナーバスなトラウトを狙うことを目的に考案されたものがこれ。
刈田式ウイングマーカーです。

”フライフィッシュングの弱点をカバーする” 
というキャッチフレーズがついています。

どういうことかというと、
流れの緩い大きなプールや管釣りで、小さなフライでスレた魚を狙っている場面で、
ライズこそしないが明らかに魚がいて、水中捕食しているのだがフライも小さ過ぎて当たりを取れない繊細な釣りを強いられる場面があるからです。
RIMG0785 (1).jpg
RIMG0786.jpg

購入時に付属していた取り扱い説明書で推奨しているのが、
スベイルをシンカー代わりに使ってティペットとフライを水面下に沈めてドリフトさせるテクニック。

下の写真で青いのがスベイル。海用のもので量販店で買った一番小さいもの。

このスベイル使い、フライマンには抵抗があるかもしれません。
でもこのスベイル、重りの役目だけではありせん。

ふつう何回もキャスティングしていると糸がねじれてヨレの癖がついてしまいます。
その糸のヨレをスベイルの可動構造で自然に解消してくれるのです。

この技はスペイフライの世界では既に使われている小技なのです。
RIMG0787.jpg

注意する点は、使用するティペットが当たりが取り易いフロロカーボンなので、結束をしっかりすること。フロロは硬い材質なので中途半端な結束では、結束部からすっぽ抜けるトラブルがおきるのです。

普段の釣りの大半は川の上流域や源流が多く、最近やっと本流のスペイに手を出したものとしては極小のフライで釣る機会は年間で数回というところ。

このツールもあまり出番は多くないだろう。



posted by タカシ at 20:40| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フライフィシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

運動会と富国強兵

<何のため、誰のための運動会?>
こんな運動会なら楽しそうだ。


そもそも日本の小学校の運動会はいつ誰が何の目的で考案されたのだろうか?

それは明治新政府が外国列強と対等に肩を並べるような国力のある国にするために考えだされた教育施作から始まる。

国力が発展するか衰退するかは、その担い手である国民の教育が重要な柱となる。
欧米の属国になるか、或いは白人の圧力を跳ね返すかは教育の質によって決まるといっても過言では無い。

奴隷がいて、貴族がいて、高等教育が受けられるのが国民のごく一部の層の国と、封建的な身分制度を撤廃して平等で民主的な社会に変革し、誰でも高等教育を受けられる国では大きな違いがある。

明治新政府は維新という内乱でバラバラになり戦った国民を、今度は国威発揚し、かつ富国強兵の柱となって一致団結して邁進させる必要があった。健康増進は後ずけの目的である。


つまり海外との貿易でも或いは列強の侵略に対抗する軍備においても、旧式の帆船ではなく産業革命の原動力である蒸気機関を製造し使いこなす技術力を、国民や軍隊が効率よく勉強し素早く身につけるための教育機関としての学校制度を必要とした。

日本の近代学校制度は英国のそれを手本に輸入し、日本独自の義務教育として全ての平民に導入することが危急の国策だったのだ。

世界中の近代国家の中でも日本が物凄いスピードで富国強兵を成し遂げた裏には、この学校教育制度があったからなのだ。

外国とちがうのは、欧米では平民全員が対象ではなく貴族や上流階級の富裕層のみが対象であり平民は通常徒弟制度(ドイツのマイスターが有名)によって特定の業種の親方に弟子入りして技能だけを身につけることが優先されるのと対照的であった。

日本が天皇制を維持しながら士農工商の身分制度を捨てた事は、身分制度に縛られている欧米と違い平民でも学をつければ上級学校への進学の道が開けた点が人材資源の圧倒的な拡大に貢献した点で意義が大きい。

一部の熟練した職人養成制度でなくても、所定の学校で学んだ一般の工員や社員、兵士が設計図のとおりの機械を製造し運用出来るようになる日本式の教育制度は、まさに富国強兵の柱だったのだ。

土地や船を相続できない農家や漁師の次男三男などが、立身出世する道も狭いながらこじ開けたことも工業化に向けて大きな前進であった。

思うに、大家族制では税収面で行き詰まりが否め無い、それに変わり世帯が多くなる方が税収は伸びるという面がある。

尋常小学校(今の小学校の前身で4年間、のち国民学校初等科と改称)・高等小学校では、将来の日本を背負う工場や軍隊での集団の統率の取れた規律や集団行動ができるように前もって事前訓練する効用を考えて行ったのが体育の授業での集団で徒手体操や整列訓練から始まる一連の訓練、その集大成としての運動会がある。

これを考えたのは森有礼、初代文部大臣である。
今でこそ運動会は児童の発育を促す目的をあげているが、当時はクラスで団結、統率力のある軍隊を作る目的があったと言われている。

紅白に分かれて一致団結して競わせるのはこういう理由だ。

今でこそ影をひそめたが、管理人が小学校の5年せいくらいからは騎馬戦という競技があった。
これこそ軍隊を連想させる一コマだ。

棒倒しもかなり乱暴な競技で高校では血を見る盛り上がり様だった。
あまりにもエキサイトし怪我人続出なんて良くあったので、のちにこの競技は封印されることになった。

戦時中一時日本の属国になった半島や大陸の国や地域でもこういう運動会のような行事が行われていたが、日帝残滓といい日本由来の文物に対し人種差別的な揶揄や排斥の意で韓国では日常的な言葉として使われている、その対象のひとつが運動会である。

現代のソウル市内の小学校の約半数では運動会の実施を辞めている状況である。

日本では紅白に分かれるが、韓国では赤は共産党の北を意味するので、青組白組であるそうな。

ふ〜ん、そうだったのか。


私は運動会が嫌だった。
良い思い出があまりないからだ。

ドキドキするけど楽しくないし、痛いし。

特にピラミッドの一番下になることが多かったのでいつも痛い思いをした。

走っても子供の頃からよく転び、子どもの頃に写真はいつも膝に包帯を巻いていた。

それに、この足袋はなんだ。
スクリーンショット 2017-07-17 14.40.57.png
1回きりの使い捨ての運動足袋という代物。
昭和30年代から45年頃まで運動会で使われていた。

江戸時代の飛脚か!?

運動会が終わり帰宅するときも、擦り切れたその足袋で歩くのだから、擦り切れた足袋の穴から地面の石が足の裏にあたり痛いのなんの。


最悪はダンスの時間だ。
あのバツの悪さ、死にたくなる。

私は保育園にも幼稚園に行っていない。
ひたすら野山や海岸で遊んでいた野生児。

当然、お遊戯など歌や音楽に合わせて踊ることは刷り込まれていない。
だから、これが嫌で嫌でしょうがなかった。


現代に生まれなくてよかった、今は体育の授業でダンスがあるそうな。
ダンスの日は見学作戦だね。

古典的な競技、「借り物競争」に酒臭いおやじやオバさんと一緒の日にゃグレてやるよまったく。

普段全く見た事もない、町内会だかの来賓の挨拶なんか聞きたくないし、運動会の本質とまったく関係ない茶番だね。

まるで村祭り。
いっそ、そう思えば楽なのかも。

だったら夜の部もやってほしいものだね。
「夜の運動会?」
種目には「玉転がし」に「棒倒し」は欠かせないぞ。
多少下品にはなるけど成人向指定だね。

冗談ですよ。

兎に角、運動会の歴史的観点からも、大人目線の発想から出来たくだらない行事であることは間違いない。

子どもたちに企画から運営まで任せてやらせている欧米とは雲泥の差なのだ。

単なる子どもをダシにして大人の自己満足の行事。

集団行動が苦手の管理人は全くやる気の出ない行事だった。
でも我慢して出れば次の日は学校が休みになるということだけが良い点だった。

娯楽のあふれている現代で、一日分の授業を潰してやるだけの娯楽性など、もはや無いに等しいことは歴然としている。

教師の長時間労働の解消のためにも、運動会などの行事が本当に必要なのか問い直した方が良いと思うのです。

憲法改正の前にこういう時代にそぐわない教育行事の改正を行う方が余程国民のためだ。


posted by タカシ at 09:05| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

北海道には釣りとポテトとビールがよく似合う

<然別湖で、某有名ブログ作者の父と会っちゃいました>

♪趣味のFFと家庭菜園♪というブログがある。

スペイ愛好家の中では知る人ぞ知る有名なブログなのですが、
その中に登場する作者の実父のF沢さんは80に迫る高齢らしいがとても元気で若々しかった。

その父は札幌在住で、一方内地に住む彼の息子である作者とよく然別湖に釣りに来るくだりが掲載されているのでスペイを駆使する高齢の釣師という知識としてはよく知っていた。

どんなロッドでどんなシステムでどんなチューブフライで挑んでいるかそのブログには詳しくかいてあるのでスペイ初心者の私としては随分参考にさせていただいている。

今回、7月4日(火)然別湖のグレートフィッシングの2回目で偶然ご一緒する機会を得て色々な話しを伺い、楽しいひと時を過ごすことができました。

彼は50年のフライ歴を持ち、今日はマイクロスカジットシステムでの釣りだという。
偶然私も同じくシングルスペイのマイクロスカジットも持参して試していたところ。

息子さんの影響もあるだろうが、年を重ねてもあくなき探究心というか好奇心旺盛な方だ。

毎年のようにカナダまでスチールヘッドを釣りに行く息子さんの事を、
キャスティングは上手いが釣りは下手だと手厳しく評していたがニコニコして言うので、仲が良い父子関係だなぁと思った。

韓国ドラマで社長が息子自慢をしゃぁしゃぁ言う場面よりずっとマシで好感が持てた。


でも話しを聞いていると、この方の釣りの話しはいつもガイドを付けて釣り歩いているようで、そういう大名釣りの影響なのか服装が軽装なのに気付いた。

ウエーダー無しの妙に身軽なスタイルなのだ。
絶対ボートは転覆しないもの、乗り降りでも足は濡れないもの、・・とガイドが付いているから大丈夫と100%信頼しているのか?

疑り深い者としてはありえない。

世の中には色んな考えの方がいても良い。
プラス思考ということもできるが、自分のリスクは自分で対処したほうが良い。

ガイドをつけることを否定するつもりはない。
それなりの理由があるはずだ。

でも、50年のキャリアを言うなら、フィジカル面のマイナスを補うだけの智慧や情報を持っているはずだ。

自分の足でポイントを探したりしないのだろうか。
ガイドが全部漕いで、ガイドが全部ライズを見つけて、
ガイドが全部結ぶフライをアドバイスするのだろうか?

結局ガイドに依存して釣らせて貰う釣り。
自分で釣ったとは到底言えない。

まぁでもそれが好きというなら他人がとやかく言うことではない。

羨ましい気も多少するのはこちらが卑しいだけかもしれない。


でもやはり、自分で探す楽しみ、自分で見つける喜び、自分で選ぶ自由こそが私の信条だ。

自分の身の丈に合わせて暮らせば良いだけの話だ。

人はひと、自分は自分と割りきろう。



自分も80歳頃にはガイド頼みの釣行になっているのかもしれないし。

それに、こんな景色の中で一日釣りをして過ごせるのだから妬みはいらない。
RIMG0729.jpg

朝、少し出遅れてスタートした時の釣り人は私以外に渡船のひとりだけ。

当日のエントリーたったの10人しかいない。50人枠なのに。
この広い湖での10人とは何と贅沢な遊漁か?

聞くところによると、本州からの釣り客が宿泊するホテルが風水1軒になったことで、スタートが後ろにずれてきているとか。

ホテル風水の朝食は7時から。
釣りのスタートの時間をとうに過ぎている。

休業中のもう1件のホテル福原のように朝早く出る釣り客のためのおにぎりサービスはしてくれないので、本州客(風水宿泊)は釣りのスタート時間を過ぎても現れないのだそうだ。

以前よりはましになったとはいえ、まだまだ風水は釣りびとへのホスピタリティー意識は低い。
1強という構造は政治も然別観光にも言える、独占状態は腐敗の始まりを意味するようだ。

選択肢のない状況は客にとってもホテルの将来にとっても決して良くない。
客からの細かな注文や批判に答えようとする努力をしなくなるからだ。





7月4日の然別湖は目まぐるしく天候が変わり手強かった。
午前2時半に出発した札幌から占冠まではずっと雨と霧の中だった。

十勝平野に出たころから雨は止んでいた。
山上湖の然別湖は鹿追町・上士幌町に隣接しているが、実は大雪山やトムラウシの山岳地帯の南東側の天候の影響を受けている地域でもある。

然別湖の天候には十勝と上川の両方の情報を加味して予測しなければならないのだ。

新桟橋を漕ぎ出し対岸のワンドまでは鏡面のような静けさだった。

でも予測は当たり、それ以後は南西からの雲が山から下りてきた。
そして雨と霧の中に2時間くらい封印された。
砂場ワンドで停滞して雨の止むのを待つことにした。

あまりにも退屈なのでボートから下りて、
かけあがりに向かいスペイの練習に励んだ。

新らしく購入したOPSTのコマンドシンクティプを接続したシステムを試して振ったが重さが合わず先が展開しない。軽いものに取り替えたやっとターンオーバーした。

濃霧と雨のなか、杭になってひたすらキャス練の鬼と化していた。

11時に渡船の予約をしてあるので、小降りになってきた時を見計らって桟橋に戻った。
そしていつものお気に入りの昼食がこれ。

RIMG0731.jpg

冷たいビールと熱々のポテトピザとお姉ちゃんの笑顔が迎えてくれた。

6時間後、同じようなスキレット料理を食べることになった。
T長官のスキレット料理です。
RIMG0740.jpg

こちらはピザ生地は使わないが、ジャガイモと鶏肉とチーズ&ニンニクのホクホクトロトロのイタリアン。まぁビールによく合うこと。写真を撮る前に食い意地が勝りました。

ポテトは好きだなぁ。
煮て良し、焼いて良し、揚げて良し、蒸かして良し。かなりの人格者なのだ。
万能野菜であり、万能炭水化物なのだ。
フライのエルクヘアカディスみたいな存在なのだ。

そう初日のメインシェフは久々の長官なのです。

初夏の北海道といえど夜は冷え込むので防寒ウエアが手放せません。
料理もこの日のメインは豚しゃぶです。

食通の長官なので全国の美味いものを食べている舌の持ち主。
締め麺は讃岐うどん、素麵、拉麺と炭水化物3弾攻撃で締めくくられました。

2日目は何を作ったかって?

そんなことは忘れました。
多分、なんかの鍋とか豚汁でしょう。

それよりも、
空知川の惨状はひどいものでした。
完全にリセットされました。別世界です。

河畔林ごと大水に持っていかれました。
緑が消え土の色がむき出しの工事現場のようです。
あのポイントも、その思い出のポイントも全くわかりません。

空知川を諦めた多くの釣り人はSS川に逃げ込んでいるようです。
だから週末は銀座のように混んでいるのです。

SS川も空知ほどではないが、結構な水が出て大きく流れと川底の状態が変わっていた。
ラフティングの出発箇所は川幅が半分になり、変化に乏しいのっぺりした情けない川になりました。
いつものアメマスのポイントもなくなり、かろうじて対岸の細い流れで小さなアメマスの子を釣っただけに終わりました。

さらにずっと上流にも入ったが流れが重く渡渉できず思うような釣果は得られなかった。

でも途中であった釣り人からは50オーバーのアメマスを5本かけたが、足で稼いだものだと聞かされた。
そうなのです、私たちみたいな1箇所で粘り歩こうとしない釣りは釣果にはつながらないのです。

知った川を一人で釣り歩く健脚ならできるでしょうが、
すぐ足がツル脚力に不安のある故障者がいるチームは一番脚力の弱い者に合わせて楽しく釣る連携が大切なのです。

一人だけいい思いばかりすると友達を失くすのです。

能ある鷹は爪を隠すという事を言いたいのではありません。

自然災害の頻繁に起こる国土に生活する日本人の遺伝子には、
支援行動を素早く起こす特性が備わっているという説があります。

自分に都合の良いことを独り占めする国際政治をお手本にしてはいけません。
◯◯ファーストなんていうのも所詮利己的な考えです。

親しい人と喜びを共有することは簡単にできますが、

他人の辛いことも共有するのは、非常に勇気のいる行動です。

未熟な子どもほど自分を優先して物事を考えがちですが、
相手を尊重できるということは自分の人格が成熟していなければできないことです。

同時に、自分が如何に弱い人間かということを認める勇気も必要です。


今回魚の写真がないということは私の釣りもまだまだ未熟なのです。



posted by タカシ at 08:39| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フライフィシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

奥定山渓のヒグマが元気に活動しています

<若いヒグマが自立中に学習している最中なのです>

7月11日(火曜日)に豊平川源流の奥定山渓林道にサンショウウオの調査に入った。

いつもの崖上の豊平川定点観察ポイント付近には10数名の作業着を着た人たちと2名のハンターが群がっていた。

随行のハンターに聞くと、何かの調査だという。
山奥に入っての伐採とか測量ならハンターを伴なうことも解るが、こんな開けた林道上でハンターとはちと大袈裟かと思った。

この物ものしさには理由があった。

下のゲートから林道に入り最初に本流を渡る二股橋を中心に本流の上流側と支流の漁入り沢・空沼入り沢方向の林道約500メートルの間にヒグマの糞を4箇所も見つけたからだ。

RIMG0754.jpg

1箇所にまとめてすることもあるが、
RIMG0752.jpg

少し間隔を空けてすることもある。

中にはこんなに点々と、歩きながら排糞している個体もある。
RIMG0755.jpg
中身は湿っているが表面が乾燥して光っていないので半日以上経過しているようだ。

中は繊維質がほとんどで臭いもなく黒いのでフキが主食のようだ。

本流と支流の両方の林道にこんなにあるなんてどういうことだろう。

ヒグマは人間が作って利用中の林道を夜間に使うことは普通にあることだ。
歩きにくい所より、歩きやすい、見通しの効く道の方が良いに決まっている。

林道は人ばかりでなくヒグマの移動路として、徘徊、直進、横断をし、
路面の窪地や沢水の水溜まりでの水飲み場としても使う。

そしてこういう開けた林道を排糞地としても活用している。
止まって排糞する場合もあれば、歩きながら排糞する場合もあるから面白い。

そういえば、むかし友人で学生相撲の佐藤君から聞いたことだが、江戸時代の力士はメンタルを鍛える為、往来の道の真ん中でしゃがんで排便をして、人々の好奇な目を睨み返し、動じない精神を養っていたという説がある。

どこまで本当の話なのかは知らないが、確かにそんな状況なら相当肝が座っていないとできない芸当だ。

今なら公道で排便するなんて公然わいせつ物陳列罪で検挙されるのがおちだ。
公道以外の人目に触れない所で行うのはセーフです。

トイレ以外の野外で行うのは野糞というものです。
私の別の友人で川でするのが好きなひともおります。

Tさんというのですが、先日もそれをやって、
放出した自分のそれが反転流に乗って岸まで戻って来たと喜んでいましたが・・・


『父ちゃん、みね子はそんな物、見たくもありません!』と言いたくなりました。
箸が転がっても面白い少女という表現がありますが、

糞が戻ってきて喜ぶオジさんという新たな表現にたどり着きました。
長く生きると色んなことがあるのですね、父さん。

話しがそれました。

この辺りのヒグマの糞は、通常もっと下か、逆に大中山林道やイザリ入り沢の方林道によくあるので、こんな二股橋に近い釣りひとの多い所にはあまりないのが普通です。

こんなにたくさんんの排糞が近距離に分散しているというのは、単に移動中の行為ではなく、
テリトリーに新しく入れ替わって入った若い個体が巡回確認の為にうろついているのか、
はたまた遊び場として徘徊しているのか?

いずれにしても成獣の落ち着きが感じられないのです。危険を感じます。

そういう個体であれば好奇心に任せて日中も出歩き人間と接近遭遇する可能性も高まります。
あまり奥にひとりで入らない方が得策です。


ところでここの林道の所在地は札幌市南区でして、札幌市の管轄なんです。

札幌市のヒグマ対策は、「ヒグマの市街地侵入抑制事業費」という名目で平成29年度は12,000(千円)と年々膨らんでいるんです。

かつては調査費という名げ計上されていましたが、いまは抑制事業費。
主にハンターに支出する人件費や駆除した個体の処理費と見られるのですが、駆除件数というか出動件数がそんなに増加しているのか大いに疑問です。

ヒグマは人間との接触を避けます。ヒグマは生活圏である樹林地内で食事を取ります、その範囲内で人間の居住地の近い境界近くで人間に目撃されても、そういうクマは人間を襲いません。間違っても駆除する必要はありません。

人間の居住地に出没して餌を漁らないのに、そこから見えただけですぐに駆除という考えは浅はかです。
ヒグマが住宅地付近に出てくる理由として、専門家の門崎氏(北海道野生動物研究所)は、

@作物(農作物・牧草)、果樹(果実)、家畜・生ゴミなどを索餌採食するため。
A樹林地を徘徊していて樹林地そばの道路や住宅地付近を通過するため、または樹林地から樹林地に移動する過程でその間の道路や宅地を横断通過するために出て空流ことがある。
B母から自立した若熊が自分の生活圏を確立すべく森林地帯を探索徘徊していて、林地の端に来てしまい、そこに人家や農地や果樹園があるのを見て、好奇心を起こし、そこが自分が生活地として使えるか否か確認すべく、学習に出てくることがある。中央区円山に2011年に出た事例や2012年に藻岩・川沿・真駒内 に出た事例がそれに該当すると分析しています。
Cその他の理由で出てくることもあります。
・稀ではあるが、5月6月の発情期に、発情した雄を避けて雌が逃げて出てくることがあります。
・更にこれも稀ですが、母子で林地を徘徊中に市街地に近づいてしまい、子熊が興奮して市街地に出てしまい、心配した母熊も子について共に出てしまうこともあります。

と四つに大別して挙げています。

この見地からみても、市街地を移動通過しただけで人間が騒ぎ立て駆除行為に及ぶのはやりすぎです。

おそらくそういう取る必要のない行き過ぎた駆除行為が増えているのだろうと推測されます。

夜間早朝しか出ない、人に寄ってこない、生ゴミを漁った形跡がない、食堂やコンビニに近寄らない状況のひとに危害を加えないと判断できる。

また、氏の研究によると1970年以降満2才未満の野生の若熊がひとを襲った事例はゼロです。満2才未満の熊(体長約1,2メートル、足跡最大幅約12p以下の場合が多い)がひとを襲うことは無いと言えるのです。
先の円山・藻岩・川沿・真駒内の熊もこれに該当します。

これらの熊は好奇心を満たせば本来の山に戻っていくのです。
熊目撃情報でドライバーから寄せられるものの多くはこういう熊です。

駆除の必要性は無いのです。

対策としては、電気牧柵を出没箇所の前後に200メートル程度臨時に設置すれば良いのです。
このソーラー式の電気牧柵は使い回しができますので経済的です。
今の札幌市のヒグマ対策の考え方は相当未熟で、官僚的で税金の無駄遣いです。


もしこの牧柵の下を掘って通り抜ける個体があれば、その個体は人間の出した餌に執着していますのでそれのみが駆除の対象として考えれば良いです。

日本のヒグマ学には幾つかの派閥があります。

札幌市の熊対策に影響を与えているのは、このうちの最大閥、北大のヒグマ研というサークルから出発したものがあります。これを母体に発展したのが『ヒグマムラ』です。要は原子力ムラみたいな存在とも言われています。

林地内で草を食べていただけで人家に近いからという理由で、新世代クマと短絡的で誤った認識で駆除を容認することは生物倫理の観点からも看過して良いものではありません。

林地内の林道にヒグマが幾ら出没しても構わ無いのです。
そこは元々かれらの生活の場だから。

今回みた排糞現場は、まさに若熊が学習中という証拠なのです。
あたたかく見守りたいと思います。

しばらく豊平川源流域での単独釣行は控えるべきです。

この学習期間中にあまり多く人間の痕跡に慣れすぎるのは良くありません。
それこそ人間を恐れない「新世代熊」を作り出すことになるからです。



続きを読む
posted by タカシ at 13:29| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フライフィシング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

初夏のキャンプで生ビール&ざるうどん

<釣りがメインか酒がメインかそれが問題だ>
IMG_20170628_062302.jpg
非日常のことが日常になった
釣り
キャンプ

仕事は卒業して価値観が逆転

昔だったら
遊び人
社会人のレールから外れた
落伍者

今は
正々堂々と平日に釣りにキャンプに出かける。

いつ
どこで
誰と呑んでも遊んでも
自由な身

人里離れたニニウキャンプ場で遅い昼飯、
いやもう4時なので何ご飯でもどうでも良い。

ついでに呑んじゃえ!!
IMG_20170628_164313.jpg

蕗の葉をお皿に、
讃岐ざるうどん。

そして生ビール。
このキャンプ場には生ビールがあるのです。

この時間からウイスキーに突入するのは無謀なのでビールでアイドリング。

といっても5時にはもう氷の出番です。

ニシさんと二人の釣りキャンプ。
平均年齢67歳。

崖急登も藪漕ぎも、渡渉も長時間の歩きも無しの
怪我なく無事に家に帰る安心安全の釣りに心掛けます。

IMG_20170627_113951.jpg

鵡川の某トンネル裏は小ぶりなやまべの川に変わっていた。

IMG_20170627_113904_1.jpg

虹はこんなサイズが中心。
あとはやまべばかり。

むしろ下流のニニウの方が虹もヤマベもサイズアップ。
ただしラフティングのゴムボートが下りてこない時間帯で大型が釣れる。

それより下は山親爺がよく鳴いているので遠慮した。

二日目に久しぶりにトナシベツの支流に行ってみたが、
見知らぬゲートが幾つも出来ていた。

ゲートも鍵も変えられておりそれ以上入れない。

本流の夕張岳の登山道のある林道付近が災害で復旧工事中という事もあり、大型ダンプの往来が激しい。交互通行などできない狭い林道なので、出会い頭の事故に注意したい。

50メートル以上も車を退避帯までバックする羽目にあった。
この川も昨年の大雨の被害を受けており、多くの沢で土石流の痕跡と工事の跡を確認した。

落ち着いて竿を出す雰囲気でないので、鵡川の支流に逃げてヤマべとウグイをイジメてから早々にキャンプ場に戻りビール祭りに突入する、そんな日もあって良いのだ。



ラベル:釣り
posted by タカシ at 13:17| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

北海道ネイティブの黒千石大豆の実力

<見つけたら買おう、くろせんごくだいず>
RIMG0625.jpg

然別湖の帰り道に鹿追の道の駅に寄った。

閉店間際でゆっくり見ることはできなかったが、
地元産のフキやワラビとともに、
とても小さく黒い大豆、「黒千石大豆」を見つけたので購入した。

この大豆、普通の大豆ではありません。

幻の大豆と言われるくらい希少なのです。

普通の大豆よりふた回り位小ぶりな外見なので収穫量の上でも効率が悪いとみなされ一時は栽培する農家がなくなりました。

ところが数十粒が奇跡的に保存されていてそれを復活栽培させたのが今日に繋がったのです。

北大の遺伝子病研究者がこの豆を調べたり実験したところ、通常の大豆より多くの大豆イソフラボンを含み、抗酸化力を有するポリフェノールやアントシアニンも豊富に含み、また膨化処理したお菓子「黒千石ドン」がある種のインターフェロン(IFN−γ)に作用し抗癌効果が認められたのです。

一時は気候に左右され積算温度も高く栽培に手間がかかる黒千石大豆を栽培する農家は減り存続の危機に何度もたった。

岩手の農協で復活した黒千石大豆は北海道に里帰りし今にいたるのです。


昔、子どもの頃に食べたきな粉の原料は実はこの黒千石です。
北海道原産の大豆なのです。つまり、北海道の在来種(原種)なのです。

古くは軍馬の肥料にもされたことがあり、実をつけない鞘にも高い栄養価があることがわかっている。

育てにくいく、極小粒だけど、凄い実力の持ち主。
身体は小さいけどスピード俊敏性に富んだプロレスラーなら、昔ヤマハブラザーズ、今なら人間こけし本間というところか?

黒さは松崎しげると同等のハイレベルだ。
RIMG0626.jpg
味と栄養価や身体への効能が他の大豆より群を抜いているのです。

極小粒なのでまるでキャビアのようなプリッとした食感もありビックリします。


いまでは北竜町の黒千石事業共同組合と北大と洋菓子の「きのとや」が産学連携し、銘菓「まぼろしの黒千石」というお菓子を製造販売しています。

管理人は、ご飯と一緒に炊いて楽しんでいます。
ご飯1合につき大さじ1 の割合で普通の水加減で炊飯します。
他の雑穀を混ぜて炊くのもお勧めします。

なぜかって?、よく噛むようになるからです。
お米をはじめ穀類に味も味わうことで味覚の幅も広がり、微妙な味の変化もわかるようになります。

咀嚼の効用は消化だけでなく、脳機能の減退を抑える効果も証明されています。

総入歯→認知症進行→寝たきり→要介護生活の悪循環にハマらないためにも咀嚼度の高い食品の摂取をお勧めします。


posted by タカシ at 00:48| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

今日も動物病院通い

<2匹揃って病院へ連れていく父さんです>

先ず最初は犬のチェロでした。

室内犬ですが。失敗などすることがなかったおしっこを粗相するようになり元気がなくなり、
何か変だなぁと家族全員が思うようになったので、
行きつけの朝日動物病院へ連れて行きました。

検査したところ尿道に結石が出来ていることが原因と判明。
思うようにおしっこができなかったのです。
手術入院の末、梅干し大の石を摘出。

尿道の体組織に癒着するくらいでかなり症状が進んでいました。
痛みも相当だったろうとのこと、人間なら我慢できないかも?

鼠蹊部の横に5センチくらいメスを入れ切開したので、
傷口が治りかけると痒くなりどうしても舌で舐めりたくなるのです。
(私がじゃなくて犬がですから、念のため)

そうすると赤く炎症を起こし治りが遅くなるので、
このようなエリザベスというものを装着させられるのです。
RIMG0721.jpg

前足の血管に点滴を打ったので足の毛を剃られガリガリの細足がでてきました。
RIMG0722.jpg

やはりお前はプードルだったのだ。

退院直後は全身包帯でミイラ男みたいだったけど、
今日から包帯ともオサラバじゃ。

その代わり、こんなジョウゴのお化けみたいなのをつけられるなんて不憫なチェロたん。



次は猫のカイポがおかしくなりました。
毎日のようにゲボするのです、それも赤い血のようなものが混じった嘔吐物が・・・。

普通なら身繕いで自分の体毛を舐めて綺麗にして胃に飲み込んだ毛玉を吐き出すのは週1程度なのです。それが毎日するようになったのです。季節の変わり目は毛の生え変わりの時季でもあるので多少吐く回数も増えるのは当たり前なのですが、毎日は多すぎる、しかも血が混じるのは病気にサイン。

朝日動物病院の先生に診てもらうと、吐き出せずに胃から腸にいった毛玉が消化されずに途中で詰まっているのかもと診断された。注射と経口薬で様子を見ることに。

原因はストレス。
管理人もキャンプでいないし、チェロも入院して居ない、いつもソバにいる者がいない寂しい環境で、しかも帰ってきたチェロは全身包帯グルグルだし、父ちゃんも酒くさいし磯くさいし落ち着かない・・・・。

薬はこれ、腸内の毛の消化を促進させる薬、上顎の歯の裏に塗布してあげるもの、黒砂糖系の甘い香りのおやつのようなもの。
RIMG0719.jpg


おとんが2匹を一緒に病院へ連れて行きます。
チョロは抱っこして、カイポはショルダーバックに詰め込んで。

チョロは病院に行くと言うだけで壇蜜みたいにハァハァし、
身体が小刻みにブルブル震えています。
こんなにビビリだったとは!

カイポはバックに入るまでは暴れる君ですが、
入った後は借りてきた猫のように大人しく猫をかぶります。
RIMG0710.jpg

狭いバックの中は穴が好きな猫には快適な場所。

2匹とも病気で弱気なので、夜は一緒に寝てあげます。
僕の腕にカイポが頭を乗せてきます。

身を委ね腕枕の形に持ち込むなんて甘え上手なヤツです。
とても動物の体温が暑く感じます。


posted by タカシ at 10:09| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

ゴールドバック、これなぁんだ?

<林道脇の水溜まりで見つけたもの>

主に北海道で見られる両生類です。


R0013533.jpg

エゾサンショウウオの卵はチューブ状です。

孵化して成長するとエラが目立ちます。
RIMG0702.jpg

エラが小さくなるに従い手足が大きく成長します。
その時は上陸できるように環境も整備してあげなければ溺れます。

簡易水槽から脱出するのも得意です。
RIMG0714.jpg


可愛い目、紅葉のようなお手て。
とてもラブリーなエゾサンショウウオ。

背中がもっと金色に輝くようになる頃婚活の時季がきます。

真夜中のある時季、何十なん百という数のエゾサンショウウオは恋人探しの饗宴を繰り広げるのです。黄金色の身体を寄せ合いパートナーを探すところは凄い光景だそうです。

RIMG0706.jpg

カイポは初めてサンショウウオを見て釘付けです。
ビビリなので手を出すのをためらっていますが爪は出ています。

続きを読む
posted by タカシ at 11:55| 北海道 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 野生動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする