2018年02月17日

ワタリガラスの戦略

<神話化されるほど凄い知能の高い生き物だった>

ワタリガラスはカラスの仲間で最大で約60センチほどある鳥だ。

私はまだ見たことがない。

利尻・礼文島では確認されたことが記録されているし、繁殖しているとの記述もあるが真偽のほどは未確認だ。

道東には現在も飛来しており映像もある。

こんな鳥だ。
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啼く時は、喉の羽毛を毛羽立てているのが特徴のひとつです。

また、尻尾の形がクサビ型なのも特徴。
飛んでいる時はこれ
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とまっている時はこれ
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他のハシブトヤハシボソは尻尾の端はやや直線なのです。

啼き方も独特で、カァカァとかガァガァとか普通のハシブト・ハシボソカラスのような声も出せれば、他の鳥の鳴き真似もできるし、人間の声だって真似できる。

太い声も澄んだ高音も自由自在に発声できるが、普段はダミ声の丹頂鶴?といった感じと表現する人もいる。僕は管楽器でタンギングしているようだったり、とても鳥とは思えない不思議な声に魅力を感じる。

声帯が発達しているということは、仲間同士のコミュニケーションも複雑にできることを意味する。

つまり知能が高い証拠で、海外のある大学の研究では人間の4歳児程度の知能があると判定されている。

擬声を発し他の動物を陽動したりして騙したり、自分が出来ないことを他の動物に代わりにさせたりという驚くべき知能を持つことが分かっている。

ワタリガラスに限らず、普通のカラスでもコンビニ袋に入れておいたお昼のコンビニ弁当も簡単に持ち去られのは当たり前で、釣りをしている最中にデイバックに入れておいた食べ物も、ファスナーを開けて持ち去るという高等テクニックを使うのなんか朝飯前なのだ。

知能の高さは鳥類の中でも一番なのはもちろんだ。
記憶力もよく石を投げた人間を覚えていて仕返しをされるほどだ。

まさに「羽を持った霊長類」と呼ばれる所以だ

最近の研究では、人間でいう前脳がワタリガラスでは脳全体の80%も占めているということが分かった。(ナショナルジオグラフィックの今月号にでていた記事より)



ワタリガラスの鳴き声の多彩さはご覧のとおりだ。
人間の言葉までそっくり真似できるから驚きだ。


主にアラスカに居る鳥かと思ったら、イギリスをはじめ欧州からユーラシア全域、北米大陸に広く分布している。

結構人間の生活と関わり合って生きてきたようだ。
アメフトのチームの名前にもある。ボルチモア・レイブンズだ。
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アメリカで一番飲まれているワインにも名前がある。
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アラスカ南東部のクインシャ−ロットから、ベーリング海を挟みロシアのカムチャッカまで、ワタリガラスの神話が共通して存在している。

彼らの神話の世界では動物をよく擬人化したりする。
あるいは、動物を神格化もする。

神格化されたワタリガラスは、時として創造主のような働きをする。
南東アラスカのハイダ族の神話では、ワタリガラスが貝の中から最初の人間を創ったとされている。

人間はワタリガラスから計り知れない恩恵を受けていたのだろうというのが私の推測だ。

アジアに住むモンゴロイドが数万年かけてカムチャッカ、アラスカ北米、中南米へと移動していった人類の壮大な旅の途中、飢えを救ってくれたのがワタリガラスなのだ。

ワタリガラスはクジラもヒグマも北極熊も、時には鮭の遡上もその居場所を見つけると空から騒いで知らせてくれるからだ。

彼らはいかんせん武器を持っていない、鋭い牙も爪もない。
ある時人間にヒグマやクジラの居場所を教えたら、人間が狩りをして仕留めてくれた。


その時のお礼としておすそ分けの死肉に有り付けた経験を学習して学んだのだ。
人間の側に行って大きな獲物を知らせれば大きな食料を得ることができる。

人間とワタリガラスの共生という相互契約なのかも。
神格化して大切にすればお互いに生きていける関係。


ワタリガラスが人間の声を真似ることが出来るのもそんな繋がりがあるからだろう。

神話として語られる土地では益鳥として身近な鳥だったのだ。
だから子供ようのガラガラというおもちゃにもなっているし、帽子もある。

丁度今時期のウトロや網走湖、知床には、まさにワタリガラスが渡って来ているはず。
是非、会いに行きたいものだ。


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2018年02月16日

猛禽類と至福の時間を過ごした

<ふくろうカフェFOOT(フート)のホープ>

管理人の自宅そばに気になるお店がある。
ふくろうなど猛禽類と触れ合えるお店らしいが、ふくろうだけでななくハヤブサもいる。

入店料1,300円(1時間、フリードリンク制)はチト高く感じたが、餌やり・飛行・手乗りや撫でたり出来る機会など貴重な体験が可能なのだから百聞は一見に如かずだ。


最初に餌やり飛行体験で遊んだのがこれ。
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メンフクロウのブルーちゃんで〜す。
体重300gの小型の白いふくろうで、とても活発で餌やりと飛行が体験出来る
飛ぶといっても自分が飛ぶわけではなくふくろうを飛ばすのです。

飛びます♪飛びます🎶 と言ったのはコント55号の坂上次郎さんですが、ブルーちゃんは無言で飛んできます。


左手の皮の手袋をはめ腕を横に突き出すと、

それが合図でブルーちゃんが飛んできて手にとまります。

ふわぁ〜と音もなく滑空してきたので本当に驚いた。


ご褒美に生肉の餌をピンセツトであげると喜んでついばんで丸呑みした。
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可愛いい。

出番が終わったら自分から天井下の定位置に戻ったお利口さん。

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両目を閉じているのは珍しいのだそうです。たいていはどちらかは開いているのです。
ふくろうは右脳と左脳を別々に働かせる特殊な機能があるのだそうです。
きっと外敵に備えて左右どちらかの眼は開けておく習性があることに関係しているのでしょう。

それにしても、マダラ模様と黒い斑点の羽毛が美しい。
毛鉤の素材に使ってみたい衝動に駆られるの病気でしょうか。

次は、ユーラアシアワシミミズクのカルさん。
体重2s、これでも小さい方なのだとか。
メスは4sくらいまで成長する大型のふくろうなので、多分これはオスか。
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さすがにズシッとした手応え。
オレンジ色と黒の眼が妖しい輝きを放つ。

ミミズクの特徴は耳のような羽角という飾羽根。
耳ではないのです。

カルさん、まだ少し緊張気味かも。
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足の皮膚にも羽毛が生えて保護している。
爪は切りそろえてあるが、かなり握力は強い。
ふくろうなのに鷲つかみ。

フリッツフォンエリックのアイアンクローというプロレス技を思い出した。

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少し慣れてきた。
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後ろ姿。羽根が欲しい。

以前備前さんから購入したワシミミズクの羽根、ウィングカバーツ・マーブルは1ペアで2,160円だった。

このふくろうは道北で繁殖が確認されているとのこと。
ワシミミズクは主にネズミなどの小さな哺乳類を狩っていて、魚を狩るのはシマフクロウだけだそうだと説明してくれました。

この店で一番小型のフクロウが、コキンメフクロウのキラリさん。
体重は160gしかない。
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それでも猛禽類なので鋭い爪があり革手袋が必要。
手乗りさせたが目が合うとドキッとする。

かわゆす!!

頻繁にまばたきをするのがまた可愛い。

慣れてくると、グルグルと鳴き声を出して何かを伝えてきた。
まだふくろう語は解らないのが悔しい。

癒される〜

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忘れてました。
こちら、アメリカワシミミズクのクルさん、1s。
チョンとでた羽角が可愛い。

黄色い白目部分に大きな黒目がキュートでちゅっ。

いつの間にか幼児語口調になってしまった。

最初は緊張しましたが、
もうメロメロの腑抜け状態です。

最後はファルコン、ハヤブサのことです。
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もう飛びたくて飛びたくて羽根を盛んにバタつかせます。

セーカーハヤブサという種類でホープさんという名前がついています。
ホープ、いいですね!

希望という名の♪ あなたを訪ねて♪
遠い国へと ♪ また汽車に乗る♪ 
(岸洋子:「希望」より)

このハヤブサは卵の時の殻にマダラ模様があります。(展示していました)

なんでも猛禽類の卵には2種類あって、
殻に模様がない無地のものと、殻に模様があるものです。

高い大きな木のうろに巣を作るふくろうは無地の卵を産み、
地面に作った巣に産むふくろうは模様ありなのだそうです。
模様でカモフラージュするんです。

このセーカーハヤブサはモンゴルの黒鳥です。
モンゴルは草原地帯で高い樹木などありません。
ふくろうも地面に巣を作るのだそうです。


革手袋を装着して手に乗せて貰った。

よく見ると、目が非常に優しい。
美しい。
そんなに見つめないで!惚れちゃうでしょう。

10分以上手に乗せて一緒にいて気づいた。
鼻の穴に変な突起があるのです。
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店主に聞いてみると、
それはこんな理由でした。

ハヤブサは、上空で獲物を見つけ急降下して獲物を捕獲する直前には時速380qの高速で飛行しているのだそうです。
あまり高速だと空気が鼻孔に入らず外側に流れてしまうが、ハヤブサの鼻孔には内側に空気が流れ込むように円錐の突起物があります。
これは、ジェット機のエンジン構造にも取り入れられて、同じ構造なのです。

へぇ〜、凄いぞハヤブサ!!!




話しかけてあげると、アイコンタクトしてくる。
こいつ、人工孵化で生まれたのか?

人間を怖がらないどころか、初対面でも非常に落ち着いている。

このホープさんの鳴き声を録音して、カラスのいるところで聞かせたら天敵と勘違いしてカラスが逃げて行くでしょうね?!と質問すると意外な答えが。

『逆なんです、ホープの方がハヤブサのくせにカラスを怖がってるんです。』

店主いわく、よく豊平公園にホープを連れて散歩にくるんだとか。

へぇ〜、いつか散歩中に会ってみたいなぁ。

ふくろうを観に来たつもりが、すっかりハヤブサのホープに魅了されて管理人でした。

宝くじが当たれば、飼育してみたいなぁ
でも1羽35万円だもんなぁ〜。飼育費用等維持費を考えたら温度湿度管理に 生き餌代・・相当かかりそう。

我が家には既に犬も猫も、スネカジリも大酒飲みも生息しているので、これ以上の多頭飼いは無理です。

年金生活のくせにと、下手な事を提案したらこちらが排除されますから・・・








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2018年02月15日

様式美に隠された洗脳の罠

<大相撲とナチスの鉤十字に共通する様式美について>

私はもうアイソをつかせ大相撲中継を観るのをやめたが、
大衆娯楽として庶民の中に浸透してきた大相撲。 

江戸時代になり戦国の世が終わり太平の世になったが、
人間の中に潜む闘争本能を刺激したのが相撲だ。

庶民は力士に感情移入して戦いの高揚感に酔い、戦いを疑似体験して楽しむのだ。

立会いまでの定型の所作をルーティーンとして静かに行い緊張感を集約させる。
そして時間一杯で爆発させる。




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多くの日本人は大相撲界に根強くはびこる悪弊にうんざりしている。
反社会的な暴力や不正・癒着構造を容認する組織。
それを大騒ぎして放送するマスコミにも辟易している。

反面、外国人の中にはコアな相撲ファンがいて、
彼らはそんな日本の喧騒とは別に、
大相撲の世界が持つ様式美というもの全体に強く惹かれるというのだ。

それは、スポーツの競技者が放つ強さとか
競技者のカッコ良い個性とは別次元の魅力だそうだ。

力士だけでなく、呼び出しも行司も大相撲に関わる全ての人間の所作を含め
髪型から、まわしと前さがり、
簡略化された究極の統一美の世界がある。

これら全てが一定の様式に統一された世界が大相撲の様式美なのだ。

流行の髪型やまわしの形の自由も許されない。
全てが厳格な一定のデザイン。

こういう様式美、ヨーロッパにもあった。
スペインの闘牛だ。

様式に不易を通す事で普遍な様式美が長く保たれてきた事が組織維持にも欠かせ無い要素だ。

別の言い方をすれば伝統美か。
勝つ事だけが目的の競技でもないし、楽しむことが目的のスポーツでもない。

興行というスタイルの枠組みの中でひたすら守られたひとつの伝統芸能といっても良い。

世の中で通用する社会規範や道徳などとは無縁の世界が大相撲なのだ。

明治初頭までは力士が胆力を付ける為に行っていた訓練に、
公道の真ん中でしゃがんで用を足しながら、
往来する人を睨み付けるという事がある。


さすがに現代には行われていないようだが
公衆道徳的にも公序良俗的にもあり得無い事である。


<ナチスの鉤十字のデザインに隠された意図についてある専門家の説>

鉤十字のデザインはドイツではハーケンクロイツと呼ばれています。
現在公式に使用することを禁止されています。
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ナチスとは、国家社会主義ドイツ労働者党の略であります。
ドイツの右翼という理解ではなく、社会主義の一つの形態なのです。

このデザインにおける赤地の赤色は社会的理念を、白地の白色は国家主義的理念を、黒色の鉤十字はアーリア人種の勝利のために戦う使命を表しているとされています。

このシンボルデザインは、ハーケンクロイツを45度傾けたことが重要な意味を持っている。

つまり回転するカギ十字は幻惑を誘う

信奉者には高揚の幻惑を

反対者には恐怖と諦めの幻惑を

まるで洗脳するように働くのだ。


ヒトラーはこのシンボルで国中を埋めつくし、監視体制を敷いた。


ナチスのプロパガンンダの数々は多様性というものを認めない世界だ。
嘘くささがあっても、過剰に繰り返せば本当になってくる。

ナチの兵士が疑問を抱かずに残虐行為に突き進んだ背景にこのデザインの信仰性がある。と指摘する専門家もいる。(「RED ヒトラーのデザイン」の著者、松田行正氏の説)

悪の様式美なのです。


土俵の外での暴力は悪いこととは承知しながら、
弟子や後輩に暴力を振るう道に突き進んだのとよく似た状況ではないだろうか?




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posted by タカシ at 13:10| 北海道 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

反骨の探検家 松浦武四郎のこと

<馬角斎(ばかくさい)という雅号の意味は?>

自分の戒名に「立川雲黒斎(うんこくさい)家元勝手居士」と付け、訃報には「上から読んでも下から読んでも『談志が死んだ(だんしがしんだ)』と生前から言っていたのは、立川談志師匠である。

天才と言われ飛ぶ鳥を落とす勢いの落語家であったが、晩年に偶然居酒屋伏見のカウンターで隣になり言葉を交わしたことがある。有名人の傲慢のかけらもない実に腰の低い謙虚な人であった。

洒脱かつ毒舌だと思っていた芸風とは真逆な穏やかで温かみのある人間性を感じた落語家だった。

さて、馬角斎(ばかくさい)と名乗ったのは、北海道の名付け親と言われた松浦武四郎です。

2月10日はその武四郎の命日でした。
今年は北海道命名150年の記念の年でもあります。

武四郎は北海道命名の素案を作った人物であるのですが、
私はそれ以上に、少数民族アイヌの人権擁護のために志を通した反骨の探検家という意味で評価したいと思います。


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(右は65歳の武四郎の写真、開拓使を引退して趣味に生きた時代の写真)

左の句は北海道探検の真っ最中に読んだ句
「 我死なば、焼くな埋めな新小田に捨ててぞ秋のみのりをば見よ 」

武四郎の辞世の句とされているもののひとつですが、これは39歳の時のもの。
彼は71歳で亡くなっているので本当の辞世の句ではありません。

安政3年1856年第4回蝦夷地調査の折、
サハリンから函館に戻り重い病に倒れ、
死を覚悟して詠んだものと伝えられています。


新小田(にいおだ)とは開墾したばかりの田畑のことで、
開拓地、北海道に探検の途中で想いを馳せて詠んだものでしょう。

武四郎は述べ6回の北海道探検をします。

当時誰よりも北海道、カラフトなどを知る探検家でした。
アイヌのガイドを雇って北海道をくまなく回るうちに、アイヌがいかに和人に搾取さ抑圧されているかを目の当たりにしました。

のち明治政府の判官(長官、次官の次のポスト)に抜擢された時、アイヌ人を苦しめた場所請負制度を廃止しようしましたが、当時の開拓長官ら反対勢力の抵抗と陰謀に阻止され、開拓のあり方に反発して辞職ました。

その時政府から官位(従五位)を受けましたが返上し気骨を示しました。

それから自ら皮肉を込めて「馬角斎」と号したのです。

明治維新の志士が、裏では列強の外国資本からの資金援助を受けたり、権力におもねり志を持ち崩すものが多かったのに比べ、反骨精神を貫いたことは尊敬に価するのです。

人間は金と名誉に弱いのが常なのですが、
武四郎は












posted by タカシ at 15:41| 北海道 ☔| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月13日

いま刺身・鮮魚で評判の魚屋さん

<「恵庭 高橋」という内陸部のとても安心な個人商店だった>

恵庭市という内陸部の都市にある鮮魚店が評判だというので、
魚好きの管理人としては一度訪問してみたかったところ。

購読している某新聞紙面でも紹介されていたので夕飯用の刺身を買いに行った。

元々は筋向いの大型集合店に入っていたらしいが、集合ビルに移転していた。
気をつけていなければスルーしそうな魚屋さんらしくない看板だ。

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祭日だからか?男2人(親子か?)で切り盛りしていた。
首都圏の威勢の良い兄さんのいる店から比べたら静かな店内。

観光客向けのタラバ蟹などもなく、
インバウンド効果など無縁という姿勢がすごく良い。


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よく行く余市の柿崎商店の魚屋さんの約1/5〜1/6の売り場面積(ショーケース)だ。

自家製・既製品の加工品もあれば、干物もあれば
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一山幾らの生さかなもある。
ニシン、ハッカク、カレイ、カスベなど近海物からサバ・サンマはかなり大ぶりの輸入品まで。
今が旬のギンナン藻が無いのが残念だった。
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ケースの中には刺身の種が並んでいる。
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注文に応じてその場で刺身の盛り合わせをしつらえてくれる。

真ダラの昆布〆、サーモン、ホタテ、赤貝、シメサバを各6切れの盛り合わせを頼んだ。
それにニシンの切り込み、タラ汁用に真タラのアラも購入。
品質は良いです、価格はデパート並みです。

刺身の味は高級店並みでした。

札幌から片道40分かけて行くなら小樽や余市の港町の市民市場の方が良いのかもというのが正直な感想。帰路にくるるの杜でネギ・豆腐・ユキノシタ・黒千石を仕入れて買い出し終了。

食卓直行、鍋直行、魚焼き器直行で自分で魚をさばかないというひとが増えた昨今、
こういうところの需要が増えたのも頷けます。

刺身の盛り合わせの商品には、よく訳の判らないツヤ出し剤が噴霧されている事があります。
見た目をよくする目的のようですが人体への影響は疑問です。
ここの刺身には全くそのようなことはありませんので安心です。

ただし本当のところはどうでしょう?

食品表示に関する農水省のJAS規格によると、
お刺身は単品なら生鮮食品ですが、幾つかの盛り合わせになったものは加工食品という扱いになります。

ですから、盛り合わせといお刺身はもはやお刺身ではなく加工品なのです。

以前長野市に転勤で住んでいた時、昼食を居酒屋のランチで刺身定食を頼んでびっくりしました。お皿に刺身を切り盛りしたかと思うとスプレーボトルで何やらを霧吹きしているのです。それは只の水ではなく食品添加物を含んだ水溶液なのです。

海に面していない内陸地方では獲りたての新鮮な魚介類を提供する面でハンデがあるのです。だからこういう見た目の新鮮さを演出する技が普及しているのです。

生食生鮮魚介類の加工基準にある「化学合成品たる添加物(次亜塩素酸ナトリウムを除く)を使用してはならない。」という制約が外れ、酸化防止剤、植物油脂、ph調整剤などの添加物の使用には法律的に何の問題もなくなるのです。

これらの添加物の目的は長時間の保存です。
スーパーなどで陳列してもいつ売れるか判らない、もしかして売り残る可能性もある。
だから見た目に乾燥して干からびると売り物にならない。

もし、スーパーで刺身を買う時は、単品ものを選ぶと安心ということです。


こういう事前に盛り合わせの電話注文を受けてくれる専門店は来店に合わせて切って盛り付けてくれますので添加物も使わず安心です。

いちげんで行ってお好みを盛り付けて貰うと、少し待ちますがやはり目の前で加工してくれますので無添加で安心です。








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2018年02月05日

ボブ・サム氏の活動

<星野道夫の友人の活動>
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僕は薪ストーブの中の熾を見つめると、
魂が吸い込まれていくような不思議な錯覚を覚える。

熾の表面はオレンジ色にやさしくゆらめくが、薪の内部はまだ十分に燃焼していないため黒い闇のようだ。
その黒い裂け目から吹き出るガスが怪しく明るい火の舌を出す。

まるで太陽のフレアのように小宇宙を再現しているようだ。



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BS放送で、星野道夫の息子さんが亡き父の足跡をアラスカに辿る旅の番組をやっていた。
(上記写真は2点ともその番組で放送されたものを転載)

薪ストーブの炎を挟んで語り会うのは、
星野翔馬君と、星野道夫の友人でアラスカ先住民クリンギット族、ドッグ・サーモン氏族の神話の語り部で、ジュノー周辺地域(オーク・クワン)の先住民のリーダーでもあるボブ・サムの二人。

ボブは住宅開発のために掘り返された祖先の墓地を守るため、開発計画の中止、遺体や遺骨の再埋葬、墓地の復興活動をひとりで始めた男。以後25年以上も活動を続け修復した墓は10万基、再埋葬した遺骨はあ500を数えるというから凄い。

そして各地に持ち去られた祖先の遺品や遺骨を家族の元に返す返還運動(リペイトリエイション)においても中心的な役割を担っているようだ。

この墓地は先住民だけが眠っている訳ではない。
アラスカというところは、ロシアからアメリカが買いあげた土地。

だからロシア人も先住民の眠る上に自分らの墓地を立てた歴史がある。

アメリカ政府はそれらを含めて宅地に造成しようとした。
そんな横暴な計画を切りくずしたのがボブの活動だ。


世界中の先住民の人権擁護活動の一環で日本にも訪れており苫小牧で講演も行っている。

星野道夫氏が1996年にカムチャッカでクマに襲われて亡くなって今年で22年になる。

北海道の先住民の遺骨もまだ相当数未返還の状態で北大などに残されている。
早く返してあげれば良いものを。

遺伝子鑑定技術の進歩した現在、お金さえかければ身元調査はすぐにできるのだ。
遺骨を略奪した側は政府機関の学者で公務員が主導した。
政府が責任を持って行うべきものと考える。

番組ではそんな活動のことなど触れない。
政府にとって都合の悪いことには蓋をする姿勢がNHKの悪い一面だ。

星野道夫は単なる動物写真家ではない。
野生動物や極北の厳しい自然の中で助けあって生活を営む人間への尊敬の目をもって写真に残している。

なぜアラスカではなく、ロシアのカムチャッカ半島まで行きヒグマを撮っていたのか?
晩年のワタリガラスの神話のルーツを追う意味を紐解くのが星野道夫研究の鍵となるように思う。

同じモンゴロイドの祖先を持つ民族として
後世に伝えるものは何なのかが問われている気がする。



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posted by タカシ at 14:28| 北海道 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月03日

アイヌ遺骨が思い起こしてくれた事

人種差別と優生主義がはびこる邪悪な世界はいらない

人間に優劣を付けて、少数の弱い者を社会から排除する。
もしその考えが正しいという社会なら、生まれながら病気を持っている子は排除される。

仮にあなたの子が障害を持って生まれたらどうするだろう。
社会が生きていく価値のない者として抹殺するのを指をくわえて見ているしかないなんて・・・

そんな社会は正しい社会だとわ思わない。
でもナチスドイツ社会ではそうだった。

日本でも少し前までは旧優生保護法のもと、
断種という名の不妊手術を強制させられた。

生きる権利さえ認められない異常な社会があった。


42年前、ひとりの強烈な個性の教師が居た。
何も知らない中学1年生だった私から見たら、
先生の中では一番輝いて魅力的な指導者だった。

1年の理科担当の先生で野球部の監督。
引き寄せられるように僕もその同じ野球部員となった。

ちょうど2学年うえの姉の担任でもあり可愛がってもらった。
野球は下手で褒められたことは無いが、
理科のテストでは学年一番を取り皆んなの前で褒められたことを覚えている。
彼の本名は思い出せないが、女生徒からポ◯タと親しみを込めて呼ばれていた。

いつも理科の先生にありがちな白衣を着て黒ぶちの眼鏡をかけていた。
チビでギョロ目で色黒で外見は行けて無いが、性格は竹を割ったようにストレートで気持ち良かった。


P先生は軟式野球部の顧問として、
同校をその年の中体連の胆振地区で優勝に導き辣腕ぶりを発揮した。

P先生は決して鉄拳や暴力を使わなかった。
頭ごなしに意味のわからない練習を強いるのではなく、
科学教育者の端くれらしく理論的なことも丁寧に教えてくれた。

グランドでの練習の後、よく教室に集められ当時プロ野球の優勝チームで、
張本選手がいた東映フライヤーズの練習風景のフィルムを映写機で見せて座学の時間を設けた。

試合で選手が失敗しても不機嫌に怒ることはなかった。
感情をモロに生徒にぶつける教師とは違った。

それでも3年生のグレた先輩も上手に指導し、
部員の生活指導の面でも他の先生たちからも一目置かれる存在だった。


魅力的な先生ではあったが、ただひとつ困ったクセがあった。
それは授業の進行に余裕があると、決まってヒトラーが如何に凄い人物かを語るのである。

おおらかな時代だったということか。
今の時代にこんなことを授業で喋ったら即クビだろう。
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ナチスを統率したレイシストで悪の権化「ヒトラー」を生徒に賞賛して吹聴するなんて、どこかネジが外れていたのだろう。それ以外は優秀で良い先生だっただけに残念だ。


次の年の春、先生は異動で転勤となった。
ところが野球監督の後任には前から居たOという社会科の教師がなって、
途端に部活の雰囲気が変わった。

彼は普段の社会の授業で竹の棒で生徒を叩く暴力を女子にも平気で使っていた暴力教師だった。
体育教師ならあり得るが、民主主義や平和を教える社会科の教師というのが許せなかった。

「 オヤジ、野球部を辞めるって本当かよっ!? 」
P先生のいない野球部なんて意味がないと思っていたからあっさりしたものだ。
同級生から『オヤジ』とあだ名で呼ばれていた私は一気にやる気をなくして野球部を辞めた。

部活の雰囲気は指導者である大人の資質のうち特に人間性で一変する。
部活の競技の知識や技術的な能力以前の、

人間としての質の問題といっても良い。


私は、授業中に平気で生徒に手をあげる暴力教師が社会科を教えていることに納得いかなかったし、野球部の顧問を引き継ぎ、この後いつ暴力装置が動き出すのか不安になり、誰にも相談せずさっさと辞めてバスケット部に鞍替えした。


ヒトラーに心酔していたP先生の卓越した部活指導力の源泉は一体なんだったのだろう?

チビでぶ男で劣等感の塊みたいなところがありながら、その反作用として権力欲や支配欲は半端なく強いヒトラー。
人並み外れた人心掌握術や人々を鼓舞する演説能力を選挙で合法的に駆使し政権を掌握できたのは、若い頃に世間から疎外され挫折した負のエネルギーの裏返しと私は分析している。



ともあれ、ヒトラーが突き進んだホロコーストという方向性は決して賞賛されるべきものではない。人類の恥とさえ言われ、歴史から断罪された究極の暴力を遂行した人物を賞賛するなんて。


弱い者ほど、より弱いターゲットを見つけていじめる。
人間の一面にはそんな性悪なところが内在している。

ナチス・ドイツの血の純潔とか旧日本軍の八紘一宇の思想などは、
強い国が世界を統一すれば良いとする超国家主義の成れの果てのもので、こんな極端な考えをする国など国際社会である現代には存在しないと思ったら、そうでもない。

まだ国民や個人の人権を軽視している例は身近にたくさんある。


さて去年ドイツから、あるアイヌの遺骨が返ってきた。

昔なぜドイツの人類学者が極東のアイヌの遺骨を欲しがったのか?

ヨーロッパのアーリア人(金髪で目が青い白人の総称)が自身の民族的優位性を高めるための研究のためだった。

でもなぜ遠く離れたアジアの少数民族の人骨を必要としたのか?


考古学の研究において必要とされていた古い頭骨の収集方法では、
エジプトのピラミッドの例でも解るように、
古い墓場が一番都合よいことは、その世界ではよく知られていたことだ。

だが、その入手方法が極めて非人道的で問題だった
盗掘が犯罪であり非人道的だと自覚していないことが、レイシズム=人種差別主義だということの証明だ。

普通、海外での発掘収集では、その国に許可を得て行うのが当たり前。
無断で断りなく、つまり盗掘というのは犯罪なわけだ。

しかも自分が直接行うのでなく日本への旅行者を買収して違法行為を依頼したのだ。
学問という名の元に、死者の墓を暴き頭骨を盗んで来させたドイツの人類学者とその組織。

ルドルフ・ウィルヒョウという教授(ベルリン大学教授)が保管していたその頭骨は、1879年(明治12年)札幌市内の元アイヌ集落内墓地(現在は偕楽園緑地という公園跡、北7西7)から密かに盗掘された違法なものであるが、それ以前の人権や倫理を顧みない卑劣な行為である。

返還のきっかけは、昔のドイツの学術論文に記録された頭骨のデータと収集された経緯の疑念が明らかになったこと。

これを解明するためドイツの民間学術団体から依頼され、北大のO教授が「サクシュコトニ・コタン」という集落の子孫から聞き取り調査をして頭骨の身元がわかり返還にこぎつけた経緯がある。


そもそものアイヌ遺骨の研究目的は、当時のドイツ社会や政治体制が色濃く反映されたものだ。

よく「学者の8割はその時代の権力におもねる」と言われる。

一番有名で滑稽なのは、旧ロシアのルイセンコ学説というもの。
つまり、スターリン独裁時代の「共産主義のもとでは穀類・野菜がよく育つ、メンデルの法則はブルジョア思想である」という非科学的で馬鹿げたもの。

これに異を唱えるものは処刑やシベリア強制労働送りだったというから恐怖政治だ。
社会主義の国でこんな科学に反する説が流布されていたなんて・・・。


この説を信じた毛沢東は中国で大量の餓死者を出したし、北朝鮮でも大失敗した。

ドイツでも同じようなことがあった。

ドイツがゲルマン民族の優位性を解きユダヤ排斥を推し進める根拠にしたものは、
あの宗教改革で有名なキリスト教の聖職者マルティン・ルターの著書。

「ユダヤ人と彼らの嘘について」という1543年に表した本で、
マルティン・ルターはユダヤ人迫害を扇動したのだ。

キリスト教の宗教改革を先導して、現代の社会の教科書にも載っている、
ある意味で功績者がそんな非人道的な思想の持ち主だったとは知らなかった。

この本を発掘し、人心操作に都合よく利用したのが後の世のナチスだった。

ヒトラー率いるナチスドイツが、出自であるゲルマン民族の優位性を裏付けようと独りよがりででっち上げた論理を科学者に求めた。

その命令に従い御用学者がこの本を根拠として利用し作為的に捏造させた差別思想につながった。

その結果は、600万人のユダヤ人犠牲者を出したホロコースト。
マルチン・ルターがそんな本を書かなければ、後世のユダヤ人大虐殺は起きなかったかも。

ドイツ人が誰よりも優秀な民族であるという勝手な思想を科学的にでっち上げるためには、

ドイツ人よりも生理学的にも劣り、文化的にも政治的にもまとまりが希薄で遅れているだろうと推測した民族を探し出して徹底的に彼らの劣等性をあぶり出す必要があったのだ。

つまり、ドイツ人より骨格が特異だったり体格が貧弱であったり、毛深かったり、肌の色が黒かったり、異教徒だったりという条件に合う民族を探せば良いのだ。

一番身近なターゲットがユダヤの人たちであった。

アジアに居住する多種多様な少数民族も研究対象に該当したが、多くは欧米列強の植民地という支配下、それに比べ当時のアイヌ民族は日本国内でも政治的にも人権的にも不当な扱いを受けていた。

当時の日本はドイツとは同盟国であるという関係もあったが、いかんせんアーリア人ではなく黄色人種である日本人、自分らより劣った民族というレイシズムが働いて、人権を無視したやり方で墓暴きをしたのだ。

現代の科学的な証拠として、骨格的な差異や肌や毛の色など、
表面的な差異で人類学的な優劣があるとは認められていない。

そもそもこういうことを言い出す民族こそ、
野蛮で下劣な下等動物の証拠ではないか?

自分より弱い存在を見つけ出しイジメる最低な奴。

ある特定の民族を他の民族に比べて優秀であるとして決めつけて、自由を奪い文字や文化を禁止する行為は多くの悲劇を生んできた。まさに人類の汚点である。


学問としての優生学はそういう悪魔の側面を持つ危険思想である。

アーリア人の非人道的な企みに加担して自国のアイヌの遺骨収集に手を貸したのは北大であり、札幌医大でもある。

北大にはまだ返還していないアイヌの遺骨がゴッソリある。
その数およそ1700。まだ一部しかアイヌの手に戻っていない。

返すことは明言しているが、日本政府は未だにその処理をないがしろにしている。ドイツやオーストラリアの国が返還に積極的なのに対し日本国はアイヌの人権政策に極めて後ろ向きだと言われてもしょうがない。

『遺骨がどこの誰のものか遺族の末裔などから申し出がなく解らない、判れば返還する』
こんなことは理由にならない、誤魔化しである。

犯罪の被害者が墓暴きの違法性を証明しなければならない?

「違うだろう!!』

加害者である国が証明できなければ司法は断罪すべきなのだ。
イヤ司法はできるはず、国立大学の学術研究なのだからドイツのように論文や記録があるはずなのだ。

自国の少数民族の人権さえまともに守れない日本政府が、
北朝鮮にいる拉致者の侵害された人権を取り戻せるとは到底思えないのが悲しい現状だ。


今はやりの◯◯ファーストという考えも危険思想を孕んでいる。

右も左も極端な政治思想集団は宗教と同じで、
大衆は強烈なリーダーシップを発揮する指導者を求める。
そして絶対権力を生み出すの温床だ。

まるでミツバチやアリの女王のように世代交代を繰り返して組織は生き延びる。

外部の力で女王を抹殺しない限り続く。

戦争という力、暗殺という特定暴力が必要かと論議されるきな臭い現在。

何か変だという感覚はないだろうか?


自分が一番だと、大事なネジが外れたアメリカ・日本・中国・ロシア・北朝鮮のトップが君臨する極めて危ない世界に生きていることを自覚するのです。

アイヌ遺骨は現代の危険思想を警鐘するのだった。

世界中の民族のなかでは、日本人でさえ多様な少数民族のひとつだということを忘れてはいけない。

エネルギー資源の貧弱な小さな島国で自然災害が多い大陸の隅っこに追いやられた民族なのだ。
日本は昔から八百万の神を受け入れてきた、多様性を許容する民族でもある。

頭では多様性を上手に受け入れていかなければ未来はないと思うのだが。

親からロシア兵の恐ろしさを教えたれて育ってきた管理人の幼少時。

仕事のうえで付き合った中国人や韓国系の人から受けた不実さ。

身近な外国人を信用していない自分が、本心から多様性などとは言えないことがもどかしい。



posted by タカシ at 15:07| 北海道 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

高校野球はだれのもの?

<ガラパゴス高校野球!?改革はどう進む>
スクリーンショット 2018-02-01 15.54.46.png
グーでの開会式入場行進です。軍隊???いえいえ高校野球です。

高校野球の試合に大人の監督はいらない!
なんて自分だけの暴論?と、

ここに書くことを躊躇していましたが、
世間にも高校野球の試合での大人の監督不要論があるそうなのでアップします。

その前に。

近年の学校教育現場は変わってきています。

従来のように先生が生徒に一方的に授業をして教え込むという画一的な方法ばかりでは時代に合わないという考えからだ。

もっと生徒が主体的に考え試行錯誤させる中、想像力・思考力・自主性、そして理解や技術の定着が遅い仲間へその気づきや定着を一緒に支援し子ども同士でも伸ばしていく、アクティブラーニングという指導方法が多くの場面で導入されている。

先生はあくまでも補佐役。
答えを提示する指導法ではない。

答えもそこへ行き着くやり方もたくさんあるという考え。
時代は変わってきている。

リアルな現代社会は、様々な対立する価値観のせめぎあいだ。
政治的にも宗教的にも、主義主張が違う人間が国境の垣根を越えてぶつかり合う世の中だ。

一元的な今までの世界観では解決出来ない問題もたくさんある。
一人のリーダーの指導に従い授業を受け、たくさん知識を覚えたものが勝者になる今までの価値観ではもはや通用しない世の中でもある。

教えられた通り覚える勉強ではない。

自分たちの頭で考え、トライ&エラーし、より良い方法を見つけていく。
その中で他者の考えを尊重したり、自分の考えの利点を示しそれを解りやすく示して、一緒に実行に移したり、身につく事はたくさんある。

この指導法は、実は社会人の研修のグループディスカッションの場では以前から取り入れられていた。先生・司会役は教える立場ではなく。生徒の学びとる力を促進する=ファシリテーターとして機能するという考えだ。

社会人は必ずしも答えを教えられない。
どうしたらうまくいくかなど教えてくれるのは新入社員研修の時だけ。

どうしたらより売れるか。
どうしたら早くできるか、安くできるか、丈夫にできるか。

全部自分たちで考え研究し、試行錯誤の末に導き出すのだ。

もう小学校から高校まではこの方法が取り入れられている。


なのに何故高校野球という部活のなかでも活かせないだろう。

その原因は高野連という上部組織にある。
野球を通じて子どもたちをどのように指導したいのか、
どんな人間になってほしいのか?ビジョンが全く見えてこない。
高野連という組織運営にしか目がいっていない。

マスコミの責任も大きい。
プロ野球は読売新聞、社会人野球は毎日新聞、高校野球は朝日新聞がと。
マスコミが牛耳りほぼ権益を独占しているからだ。

私が大学生の時代、新聞の購読勧誘にはプロ野球の(主にジャイアンツ戦)の招待券がインセンティブとして付いていた。野球人気が出ればでるほど新聞も売れるという構図だ。
新聞社はスポーツ記事の一環というよりも販売促進のメインツールとして利用していた訳だ。
だから野球の問題点を指摘するなんて自分たちの首を絞めるようなマネはしない。この時点でマスコミの批判精神は放棄している。

高校野球というのは高校生への教育の一環である。
これが第一の前提。


全国大会はスポーツエンターテイメントでも興行でもない。
子どもをダシに内部留保を増やす放送企業はいらない。
同時にあくまでも一環であり野球で勝つことが教育の目的そのものではない。

高校生の健康と心身の発達を促進するひとつの課外活動であり手段。目的ではない。

教育の本来の目的とは子どもの自律的な成長を助け、自立に向けて支援すること。
それは主に正課の中の勉学を通じて教職員から指導される。

つまり大人になって、先生や親の庇護から離れ独り立ちできる意欲と知恵・技能を身につけ社会の一員として何か貢献できる人間になることにある、と信じる。

課外活動のひとつの部活動でそんな高邁な指導をしようなんて思ってもいないだろうし、そこを目指すのはおこがましいというもの。

正規の授業がまだ先生という大人が行うものなら、
せめて課外活動くらい生徒が自分たちで考えて主体的に行う方が断然面白いだろうし、楽しいに決まっている

バッターもランナーも一球ずつベンチの監督のサインを振り返って見る。
そんな光景を異様と思うのはおかしいのでしょうか?

主役である選手がイキイキプレーできる試合であってほしい。
試合後の監督インタビューなど全く不要だ。
カリスマ監督なんて作ってはいけない。監督は黒子に徹するべきなのだ。

高校野球の試合では、一から十まで大人の指導者が作戦を考え、
場面場面でも指示を出し、命令し従順に従わせる。
一体誰のためのスポーツなのか?

スポーツジャーナリストの玉木正之氏が「北國新聞」に寄稿したコラムをみてその通りだと思った。

氏はこう主張する。

『高校野球を健全な高校生のスポーツにするために、大人は試合から身を引くべきである。
と考えています。ーーーつまり監督も高校生にやらせよう。
そうすれば高校野球は高校生自身が思考力(スポーツいンレリジェンス)を身につける。本当に素晴らしい高校生のスポーツになる。大人の監督はでしゃばるな。』


一理も二理もある。

高校野球の全国大会の試合を見ていると思うことがいくつもある。

全国大会なんか1回で十分だ。
春と夏の2回もいらない。しかもクソ暑い真夏の甲子園でやるべきではない。
お盆が終わってから北海道の道東や道北の涼しい地方で行えば熱中症の心配もいらない。
選手にとっても応援する方にとっても。
旅費負担が増えるが儲けている高野連が援助すれば良い。

男子だけの大会なんて不平等も甚だしい。
女子の部も設けて平等にするのが当たり前だのクラッカー。

野球発祥のアメリカの高校野球では、一週間に70球、1試合で50球、連投禁止といぅった投球制限を設けている。
高校生が投げすぎて肘や肩の故障を防ぐための措置だ。

試合での勝利ばかり追求していくと、どうしても押さえられる投手にI回でも長く、1試合でも多く連投させてしまう。そんな大人の都合で身体を壊してしまうのは教育とは言えない。


「高校野球から軍事色の消えるのはいつ?」というコラムも然りだ。

開会式の選手の入場行進が変わってきた。

以前は指先までピンと伸ばした両手を、前方約45度の高さに振り上げ、膝を曲げた脚を90度にあげて歩く。

今はまるでどこかの国の軍隊。

両手を拳を握り、前方へ振り出す腕は90度まであげ握った手のひらを真下に向けて拳を突き出すように歩く。そんな学校が増えてきた。

じつはこれ、陸上自衛隊の分列行進の歩き方なのだ。原型は旧陸軍の行進。


スポーツと軍隊の関連は昔から強く、1980年代にはその反動で世界のスポーツから軍事色は消え、五輪の開会式でも笑顔で自由に行進する喜びの場に変わった。

地方予選の開会式では脚を揃えず笑顔で手を振って行進した学校もあったが高野連からすぐ注意され直されたと聞く。

高野連という組織は時代と逆行した不可解な組織なのだ。

この春の大会から高野連は延長10回以降無死満塁から試合をさせる「タイブレーク」方式を採用するようだ。
見ている方は間違いなく面白いはず。

だがこれは本質を見間違っているとも指摘されている。
高校生の肩や肘の健康を考えるならタイブレークの前にやるべき投球数制限があるだろう。

タイブレークのような、作られたゲームの見せ場を無理やり設定して大人が楽しむなんて、
早くも高校生に娯楽の主役を演じさせるとの非難が浴びせられているのも事実だ。



ひと昔前は、プロ野球の選手になるのが子どもの一番の夢だった。

高校野球で甲子園に出たというのも憧れの存在だった。
だから、若いころ甲子園に出場した経験のある者が職場にいると人気の的だった。

ただ、仕事振りとか人間性とかには一切関係なかった。

一時、高校野球界でも暴力事件や不祥事が多発した。
人気は一気に低迷した。

もうじき春の選抜が始まるが、駒大苫小牧が
過去の連続不祥事から何を学び、どう復活するか楽しみだ。

優勝時の選手だった今の佐々木監督がどんな采配をするかなんて興味ない。
ベンチの奥から出なくても、自らサインを出さなくても、
選手が前面に出て能動的にプレーし生きいき活躍することを期待したい。


親がいなくても、一人で人生を切り開いていける、

と我が子が育つことを願うように、

監督がいなくても、自分らで生きいき試合楽しむ姿を見せてほしい。






posted by タカシ at 16:19| 北海道 ☔| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月31日

究極のアウトドアコーヒーセット?を検証する

<ひだの多いフィルターとステンレスメッシュの複合技で雑味をほぼカット!!>

コーヒーの淹れ方には様々な方法がある。

コーヒーを美味しく飲むための要素は、
一説によると8割がたが豆の新鮮さなどの品質で決まると言われ、
淹れ方では2割程度しか左右されないと言われている。

淹れ方に拘るより、豆選びが重要だというのだ。

なのでたまにしか行かない高級店より、いつも行く馴染みになったコーヒー店で購入する方が良い豆に当たる確率は高い。

一度、初めて行く高級店の一番高い豆を買っても、あまり売れる商品ではないので長く店頭のガラスケースの中で日光を浴び続けたため、酸化して著しく劣化が進み、とても飲める代物ではなかったという苦い経験がある。

なのでいくら淹れ方に凝っても、たかが知れているとは思うものの、
つい目新しい器具があると目がいってしまう。

きっと魚釣りでも、見たことがない目新しいフライが現れると興味を引くというのとおなじなのだろう。

ドリップという方法が一番多く一般的に普及している。
漉すツールとしては、喫茶店ではネルという布製・紙製が多いようだ。

またアウトドアでは金属製や化学繊維素材の細かなメッシュで茶漉しのように使うツールも幾つか発売されている。

Youtube動画でコーヒードリップツールを探していたら、”歩けおっさん!by Rappo -楽歩-”さんのブログで良いのを見つけました。

使えそうだったので実際にツールを取り寄せて使い勝手や味などを検証してみます。

Wave Filterというペーパーフィルターの一種があります。
一般のスーパーで良く見る台形状のペーパーフィルターとは違い、一枚の円形の紙がこんな形状に加工されております。
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カリタ社のオリジナルなのだが、形はよく幕内弁当に使われている惣菜を分けて入れている側面が波型の簡易容器に似ている。

あるいはカップケーキやマフィンなどお菓子作りに使う型紙みたいな形状だ。

要するに側面が波うっている。だからウェーブ=波状のフィルター。

この突起というか溝をリブと言っていますが、20個のリブがついています。
普通これを同じカリタの適合するドリッパー器具に装着して挽いた粉を入れてお湯を落とすのです。

カリタの専用ドリッパー器具の接触面は平らで溝はついていません。
しかし、普通の台形のペーパーフィルターを使うドリッパーには器具の方に溝がついていて、ここが違うところです。

フィルターがウエーブ加工されている分価格は百均の約3倍です。
ですが1枚4円の差でこんなに美味しいのなら損はないです。


このウェーブフィルターはそれ自体が波状なので器具との接触面積が非常に少ないのです。紙が器具に張り付く面積が多いほど張力が作用し液が落下しにくいが、面積が少ないほど張力も少ないので、どんどんコーヒー液が濾過され下に落ちていくのです。


かなり早く落ちます。

豆が長時間熱いお湯に浸っていませんから、
変な雑味も溶け込まないスッキリとした味わいです。
その分香りは薄いです

また、フィルターの底の形状は円錐形ではなく平らです。
なので漉されて落ちる前に底の部分に溜まり均一な状態を経て落ちていきますので、お湯の注ぎ方の技術にあまり左右されないという利点もあります。

さて、釣りキャンプの朝は、
釣りばか式では、コーヒーではなくビールでスタートします。

目の前の川や湖で釣りをして遊び、ハンドルは握らないからそう出来るのです。


朝ビールで朝ごはんが定番なのです。
一杯のビールは約3時間で分解されます。

そして食後、釣りに行く前に飲むのがコーヒーです。

釣りキャンプでは、
道具が多く、調理器具や火器、それに何と言っても食材やアルコール類もかさばるので、コーヒーを淹れる道具もなるべく軽くかさばらなく簡単に洗えるものが必要とされます。

粉が事前に封入された状態の袋入りのドリップコーヒーも良いのですが、いかんせん豆の品質が問題です。酸化が進み香りが飛んでしまったレベルのコーヒー豆が使用されているのは明らかです。

豆代より、それ以外の材料代にコストが使われていると言っても良いくらいです。

どうせ飲むなら香りたつ、雑味の少ないスッキリとした美味しいコーヒーが飲みたい。

軽量かつコンパクトな器具を探しました。
ないものは自作して改良しました。

まずドリッパーはこれ。
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リバースというメーカーのマイクロコーヒードリッパー。
価格は約1,000円。
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二つの部品から構成されています。

右側のものは柔らかいシリコンゴム製のホルダーで、折りたたんで小さくしてカップの中入れて携帯できる超小型コーヒードリッパーです。約2杯分のコーヒーを淹れるのに丁度良いサイズです。

カップ内寸7.5cm以下の器なら何でも使えます。
左側の部品はステンレス製メッシュで、コーヒーの風味をしっかり引き出すファンネル形状をしています。

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このように合わせて
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更にカリタのウェーブフィルターを乗せてセットして使うと
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コーヒーの細かな微粉も取れて、よりスッキリした味わいになります。

お湯を注ぐ道具はドリップポットと言い、非常に高価です。
あの細く曲線の美しい注ぎ口は魅力ですが、野外ではかさばるので備品入りは却下です。

代わりに考えたのがこれ。
スノーピークのマグキャップという蓋、商品名は「チタンダブルマグ450ml用フタ」540円。

これに空いている空気穴を直径5ミリにドリルで広げる加工を施します。
さらに横にも4.5ミリ幅の溝を空けます。
そこへ外径5ミリのシリコンチュ−ブを差し込みます、注ぎ口側の先端は斜めにカットしお湯のキレを良くします。5ミリ径だと100mlのお湯が約23秒で注ぐことができます。この上の7ミリなら10秒なので早すぎです。
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かなり細く注ぐこ事が出来ます。
市販のどのドリップポットよりも細くお湯を注ぐことが出来ます。
しかも勢い良くお湯がドバッと出ることはありません。

大きさの割にフィルターの設置面が広いのでおちるスピードが速い。
なのでお湯を注ぐ時は、ゆっくり細くかつ途切れずに急ぎすぎない事が大事です。

さて、ひとつ気づいたことがあります。
コーヒー豆を焙煎しているとわかるように、コーヒー豆には植物性の油脂が含まれています。

この油が全くコーヒー液に浮いてこないのです。

ステンレスメッシュの細かな網目をよく見ると、何やらタンパク質のカスのような油脂分のような白っぽいものが付着しているのです。

金属イオンにはこのように、酸味、苦味など雑味の素になるタンパク質や油脂や食物繊維などを吸着したり、それらと結びつき殺菌作用や有害物質の体内への吸収を阻害作用があります。

驚くほどスッキリした雑味にない味わいのコーヒーを淹れることができました。

カフェインだけの多い濃くまずいコーヒーを飲むと、ムカついたり動悸がしたりし落ち着かなくなることがあります。

これはコーヒーに含まれる不要な雑味成分とカフェインのせいなのですが、このコーヒーは全くそんな気配はありません。



ストーブとケトルはいつものキャンプの標準装備品のものを使いますし、マグカップ450mlも手持ちの物(若田さんの形見)を使うので、新規購入備品としては1.800円程度で済みました。

これらはマグカップ450にぴったりスタッキング出来ますので非常にコンパクトです。









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2018年01月29日

信じる者は騙される?のは遊びだけにして

<すぐに信じてくれる人がいるから政治家も宗教も詐欺師も儲かる?>

『信じる者と書いて、儲かると読む』
こう言われて、へぇ〜なるほど、と感心するひとは多い。
でも「また上手いこと言って、本当かよ?」と疑うひとはオレオレ詐欺にかかりにくい。

詐欺師というのは、一見もっともらしいことを言って人をその気にさせる。
羊の目の前に美味しそうな罠を仕掛けるのだ。

こういう話題に同調するかどうかで、詐欺師はカモになるかどうかを判断します。

詐欺師は相手が疑念を示さなければ、次に投資の話しを持ち出して如何に儲かるかを示す。
自称何とかコンサルタントという怪しい詐欺師モドキは世間にゴロゴロと居ます。

なんの根拠も具体的な分析結果も示さず、
あるいは良い事しか示さず、リスクや補償のことは決して触れない。

アパート経営の不動産投資話しの多くは疑った方が良い。
もし確実に儲かるなら自分が独占し他人には勧めるはずがないからだ。

前払いや前金、それに手付けなどを要求する契約にホイホイ乗るのは危険だ。
成人式の晴れ着、仮想通貨のトラブル、騙す方もヒドイが鵜呑みにして大金を預ける方も迂闊だ。


「信じるものは救われる。』『神を信じないものは地獄に落ちる』みたいな脅し文句まで用意している新興宗教には近づかないほうが良い。

言葉巧みに詐欺師の神を信じさせる手練手管に長けたのは古今東西の宗教家にも多いと言われる。

現代は、未だ証明されていない、二酸化炭素による地球温暖化説と、原発クリーンエネルギー説を吹聴する政治家がそれに当たる。

一体何が本当なのだろう?
まず鵜呑みにせず疑う。

自分で色々調べて見ると真実が少しずつ見えてくる。

最初にあげた漢字の例えは、
デタラメです。

良く”儲”けるという漢字をみてください。

人偏に諸という字の構成が本当です。
信という偏はなく、それに者という構成ではないのです。

スクリーンショット 2018-01-27 22.46.29.pngという字は、者という字の中に点画がありこれは諸の旧字体です。
「煮」の原字であり、薪をを集めて煮炊きするという意味、薪を集めるように人が集まりざわざわする様を表します。

人がたくさん集まるので商売が盛んになり儲けにつながるのです。
何も信じるからもうけるのではないのです。



こういう漢字の字形に注目させ、目と耳の錯覚を利用して、
こじ付けた作り話しを創作してひとを騙すのです。

詐欺師のやり口です。
実は作家と称する小説家や脚本家にも多いのです。

大体において作家というのは、性格破綻者と言っても過言ではないのです。
特に大正から昭和初期に作家には多い気がします。

永井荷風、檀一雄、太宰治と名前をあげたらきりがありません。

作家や宗教家ばかりではありません。
ある占い師が一人の母親に告げました。

『この子は非常に強い運勢を持っている子だ。

うまく育てば人々から深い尊敬を持って称えられる聖人君子のような存在になるだろけど、一歩間違えば極悪非道の罪人のような極端な人間になる可能性もある。

う〜ん、それと水難の相が出ている。
水遊びからは遠ざけなさい。』

この占い師の言葉を鵜呑みにして、母親は子どもに対し一切の水遊びを禁じました。


その子は大学生になり家を出てから、
それまで禁じられていた水遊びに狂ったように手を染めました。
海でも、川でも湖でも、ある時は陸の上での夜の水遊びも。

あらかた遊び尽くし、
今では淡水での魚釣り一辺倒のただの釣りばかになりました。

幸い犯罪者にはなりませんでしたが、今のところ聖人君子でもなければ、人様から尊敬の念を持って見られるひとにもなっていないのは幸いです。

あいつはちょっと天邪鬼だとか、
変わった人間だと言われることはあっても、

とりたてて何かを成し遂げたとか、
抜きん出た才能もなく、努力もなく、

年と共に腹が出て、目がかすみ、耳が遠くなり、毛も薄くなります。

人並みに魚を釣れる程度の技量くらいしかありません。


大酒飲みで大飯喰らいで
電気もガソリンもよく使う。

温暖化くそくらえ、節電くそくらえ、
エコとは正反対の生活態度を改めようとはしません。


まだ結構太っているくせに、
『ちょいデブくらいが一番健康的だ』という説に感化されており、

美味いものには目がありません。

それは国民を騙す第一人者の北のある独裁者にも言えることで、自国民を騙したつもりが、
糖質の罠にはまり肥満度MAXの危険域に突入しています。

彼は核の抑止力が効いていると思い込んでいるうちに、
糖尿病の合併症の方が効いて、親のように命を落とす確率が高いと言われます。

核の抑止力の前に性と食欲を抑制したほうが良いでしょう。

だから、経済制裁などの圧力をかけることに注力するより、
バレンタインデーに乗じてチョコなど高糖質の食材を集中して贈る作戦が効果的かもしれません。

詐欺師や宗教家は特定の人しか騙しませんが、
政治家は国民の大部分を騙します。

国民の税金で生きているのにその国民を平気で騙すというのは、
政治家は詐欺師より悪質だと言えます。

そんなことを言う私を

擬似鉤で魚を騙す西洋毛鉤をやっていて、人のことなんか批判できる資格もないのに、とつっこまないでください。

確かにフライは魚を騙しますが、狙った特定の一匹をです。
不特定多数の魚を一網打尽にするのとは大きく違います。


<今日の一本>
RIMG1558.jpg
下半身はフェザントテールニンフ。
上半身にピーコックハールを纏い、パートリッジフェザーをパラっとハックリングした必殺のソフトハックル仕様のニンフ。

最近あまり露骨に光物は入れません、ちょいピカのコパーワイヤーとピーコックハールがぬめっと光る程度が程良く、魚の警戒心をあまり刺激しないように注意しています。
















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posted by タカシ at 11:28| 北海道 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする